お買い物

 今はシンジと買い物中、晩御飯を選んでいるところなのよね。シンジが疲れていて今日は出来物で済ませたいって言うのよね。

 アタシはシンジの料理が食べたいんだけど疲れているんならしょうがないわね。

「さあて何にしようかしら?」

 惣菜売り場に着いたわ、色々あって美味しそうね。

「アスカは何を食べる?」

「ええとね〜アタシは・・・」

 ハンバーグにしようかな〜天ぷらもいいわね、エビがプリプリしていて美味しそうだわ。

「揚げ出し豆腐が美味しそうだな、ミサトさんに買っていこう」

「あっ、アタシも食べる〜」

 揚げ出し豆腐は美味しいのよね、アタシも大好物だわ。

「焼き鳥もいいなあ〜」

 シンジはミサトが食べるのを選んでいるは、アタシも早く選ばなくちゃ。

「ハンバーグにしようっと」

 ハンバーグに決まり、他には・・・

「グラタンも食べようっと」

 マカロニが美味しいのよね〜

「シンジは決まったの?」

「僕は魚にしようかな」

 魚って、おじさんくさいわね。若者だからもうちょっと若々しいもの食べたらどうなの?まあ自分が食べたいんなら何でもいいと思うけどね。

「サラダも買っておこうかな」

「食後のデザートもよ」

 今日はヨーグルトを食べたい気分だからデザートはヨーグルトよ。

「ヨーグルトかい」

「そうよ、行きましょう」

 乳製品売り場へゴーよ。




「ヨーグルトは・・・あったわ」

 いっぱい入ったお徳用を買うわよ。

「牛乳も買っていこう」

 牛乳も美味しいわよね、特にお風呂上りは最高〜

「他に買うものはあるかい?」

「ええとね〜お菓子〜」

 お菓子を買わないと始まらないわよ〜さあお菓子売り場へ行くわよ。




「あんまり高いもの買っちゃダメだよ」

「わかっているわよ」

 まったく口うるさいんだから〜

「スナック菓子にするわ」

 安いしいっぱい入っているからお腹を満たしてくれるわ。

「じゃあ私はこのケーキお菓子にするわ」

「それって高いやつじゃないってファースト!」

「綾波も買い物かい」

「うん、おやつを買いに来たの」

 おやつにケーキお菓子ですって〜高いから滅多に買ってくれないのに、それを沢山買っているじゃないのよ。

「夕食は?」

「まだよ」

「じゃあうちで一緒に食べない?」

 こら誘うんじゃないのよ。

「ごめんなさい、赤木博士と一緒に食べるの。また今度誘って」

「うん、今度誘うよ」

「それじゃあまた」

「さよなら」

 ファーストが去っていくわ。

「アスカ・・・」

「な、何よ?」

 耳元で呟いてきたわ。

「このケーキお菓子は食べると病み付きになるわね、うふふ」

「き〜〜〜〜!」

 あ〜〜ムカつくわね〜〜嫌味をいうなんて!

「シンジ〜!」

「ん?」

「アタシにもケーキお菓子買ってよ〜」

「ダメだよ〜高いじゃないか」

「買ってよ買ってよ買ってよ〜〜〜!」

 買ってくれるまで駄々こねてやるもん。

「買ってよ〜〜」

 シンジは駄々こねたら買ってくれると信じているわ。

「もお〜しょうがないな、買うから駄々こねないの」

「ほんと?買ってくれるの」

「うん、そのかわりスナック菓子は買わないよ」

「うん・・・」

 スナック菓子も欲しかったけど我慢しよう。

「それじゃあレジに行こうか」

「うん」

 ファーストがいっぱいケーキお菓子を買って行ったのはムカついたけど、そのお陰で買ってもらえたからいいかな?ケーキお菓子・・・う〜〜ん考えるだけでヨダレがでちゃうわ。


 アスカちゃんはシンジ君とお買い物、夕食選びです。美味しいものを選んでデザートはヨーグルト、そしてオヤツは・・・

 レイちゃんが沢山高いお菓子を買っていくのを見て羨ましく思ったアスカちゃん、ついつい駄々をこねて買ってもらいました(笑)

 こんな小説?でも最後まで読んでくれた方々に感謝します。


NEON GENESIS: EVANGELION お買い物