SUNSHINE

「おっじゃましま〜〜す!」

 リビングに五月蝿い叫び声が響いたわ。

「アスカ〜どうしたの?元気ないわね〜干からびた猿になっているじゃない」

「アンタが来たから元気なくなったわよ」

「アスカ〜そんな事言ったらマナに失礼だよ」

「いいのよ、アンタも夏休みなんだから遊びに来るのは遠慮しなさいよ」

「今日はミサトさんにお呼ばれしたのよ、アスカこそ宿題したの?図書館にでも行ってきなさい」

 む〜〜むかつくわね〜宿題はまだしていないけど図書館には行かないわよ。

「霧島さんいらっしゃい、準備はしてきたの?」

「あ、はい持ってきました」

 ミサトが部屋から出てきたとおもったらビキニですって?あまりの暑さに頭がぼけたのかしら。

「着替えたら屋上に来てね。シンちゃんアスカも行くわよ」

「行くって何よ?」

 何にも聞いてないんだけど。

「水着に着替えて屋上よ、良い天気だから日光浴するのよ」

「日光浴?」

「うん、聞いてなかったっけ?小さいけどビニールプールも用意してあるよ」

「そうなんだ」

 だからミサトもシンジも朝からバタバタしていたのね。

「アスカ、着替えるから部屋貸して」

「うん、アタシも着替えるわ」




 ええと水着はどれにしようかな。

 ベッドの上に置いた数着の水着、どれがいいかな〜

「まだ悩んでいるの?」

「う〜〜ん、日光浴するならやっぱりビキニが良いかな」

「そうね、ビキニで良いんじゃないの」

 マナもビキニだからアタシもビキニにしよう。

「ほら早く着替えなさいよ」

「やだっ脱がさないでよ」

「手伝ってるのよ、アスカはちっぱいから脱がしやすいわ〜」

「小さくないわよ!大きいわよ」

「大きい?どれどれ」

「あ、あん。触んないでよ」

「う〜〜ん、この柔らかい感触、良いわ良いわ〜〜」

 親父くさいこと言ってんじゃないわよ!

「やめてよ、あっひゃん」

「ここがええんか?ここがええんか〜!」

「なんで関西弁なのよ」

「うひゃひゃひゃひゃ〜〜、アスカのちっぱい柔らか〜い」

「だから〜小さくないわよ!」

 揉むの止めてよね、着替えられないでしょうが。




「二人とも遅かったね。あれアスカ、顔が真っ赤だけどどうしたの?」

「な、なんでもないわよ」

 マナに胸を揉まれてたなんて言えるわけないでしょうが。

「あ〜〜アスカの胸揉んだらめっちゃ柔らかかったよ」

 ぶっいきなりバラすんじゃないわよ。

「も、揉んだって?」

「この話はシンジにはちょ〜〜と刺激が強すぎるかな?もうね〜〜こうモミモミしたらね」

「あ、こら!バカっ!」

 後ろから両胸を揉むんじゃないのよ。

「アスカとマナが・・・」

「あら〜〜シンちゃんには刺激が強すぎたようね、鼻血がシャワーになっているじゃない」

「ぼ、僕ちょっと寝てきます・・・」

 あ、シンジ。

「あ〜〜あ、シンジが行っちゃった、アスカのせいだわ」

「どうしてアタシのせいなのよ、アンタが悪いんでしょうが」

「だって揉まれる度にセクシーな声だしていたじゃない」

「揉むからでしょうが」

「はいはい、わかりました。モミモミ」

「あ、ああん」

「二人とも、突っ立ってないでこっちにいらっしゃい」

「は〜〜い。アスカ行くわよ」

「何が行くわよよ、アタシより先に行くんじゃないわよ」

 も〜〜揉むから水着がずれちゃったじゃない。

「クーラーボックスにジュース入れているから飲んでね」

「はい、いただきます」

 ミサトとマナはすでにリクライニングチェアに寝てリラックスしているわ。アタシもジュース飲んで寝ようっと。

「アスカ〜サンヲイル塗って〜」

「私もお願い〜ちっぱいアスカ」

「なんでアタシが塗らなきゃなんないのよ」

 こいつらふざけているわ。

「じゃあ、じゃ〜〜んけ〜〜ん」

「えっ?あっ」

 ミサトがいきなりじゃんけんしてきたわ。

「「ぽんっ」」

「はいアスカの負け〜〜塗ってねん」

「ええ〜〜!?」」

 今ので塗らなきゃなんないの?

「じゃあ私も〜じゃ〜〜んけ〜〜ん」

 マ、マナもなの。

「「ぽんっ」」

「アスカの負け〜〜お願いね」

 き〜〜〜マナにも負けるなんて・・・く、くやしい。


「んじゃお願いね」

「わかったわよ」

 初めはミサトから、まったく相変わらず胸もお尻も大きいわね。

「背中を塗ってね」

「はいはい」

 オイルをたっぷりつけて、ヌリヌリ・・・

「ふう〜〜冷たくて気持ちいいわ〜」

「アタシは疲れるわよ」

「じゃんけん弱いんだもんね」

「五月蝿い、はい終わり」

 ベチンッ!

「いっ〜〜お尻叩かないでよ、はれちゃうじゃない」

「それ以上は大きくなんないでしょう」

「ありがとね」

 次はマナね、ようしさっき揉まれたお返しをしちゃおう。オイルをたっぷり手につけて、んふふふふ〜〜

「さあアスカ、私の美しい背中から塗ってね」

「わかっているわよ」

 な〜〜にが美しいよ、アタシの方が美しいわよ。背中から塗り始めてお尻の方へ・・・

 ぷにぷに

「ちょ、アスカ、お尻触りすぎじゃない」

「そう〜?塗ってあげているからジッとしていなさい」

「う〜〜〜あ、あん」

 ふっふっふっふ、塗られるアタシのなすがままね。

「背中は終わりよ。次は前を塗ってあげるわ」

「ま、前はいいわよ」

「サービスよ、さっさと仰向けになりなさい」

「きゃっ」

 アタシは強引にマナを仰向けにさせてオイルを胸に・・・モミモミ

「あ、やだ、あ、あん」

「ふっふっふっふ、さっきのお返しよ。ほれほれ」

「ちょ、ちょっとやめてよアスカ」

「オイルを塗ってやってんのよ、感謝しなさい」

「塗ってじゃなくて揉んでいるでしょうが!」

「そうかしら?あ〜〜ブラが邪魔ね、取っちゃえ」

 紐を外してブラをポ〜〜イっと、さあ思う存分揉んであげるわよ。

「エ、エッチ」

「女の子同士で恥ずかしがらなくていいじゃない、ほらほら」

 ブ〜〜〜!!

 えっ?今の音は何?振り向いたら・・・

「シ、シンジ」

「ア、アスカ・・・マナ・・・」

 シンジが戻ってきて鼻血を大噴出させているわ。

「きゃ〜〜シンジのえっち〜」

 とか言いながら喜んでいるじゃない。あっシンジが気絶したわ。

「シンちゃん良かったわね〜」

 良くないわよバカ、も〜〜マナのお陰で折角の日光浴が台無しになったじゃない。


 夏休みはどこにも行かずに屋上で日光浴。

 マナちゃんとアスカちゃんの暴走?でシンジ君には嬉しい気絶でした。

 こんな小説?でも最後まで読んでくれた方々に感謝します。


NEON GENESIS: EVANGELION SUNSHINE