夏の恐怖、たびたび

 ・・・暑い


・・・暑いの


どうして暑いのかしら


暑いときは・・・


ラーメン


それもニンニクラーメンチャーシュー抜きがいいわ


汗をかきながら食べると美味しいの


ごくり、お腹空いてきたわ食べに行きましょう


・・・あ、そういえば


怖い出来事を思い出したわ


身の毛もよだつ出来事・・・


・・・思い出したわ


・・・私何人目かしら?


・・・もう駄目なのね


・・・さよなら


・・・


・・・


さよならしたらいけないわ


・・・


・・・


今から話します・・・







「ファースト、今暇?何か予定ある?」


ネルフの通路を歩いていたらアスカに呼び止められたの


「・・・何もないけど」


実験は終わったし、今帰るところなの


「そう、なら食堂でパフェでも食べない?」


パフェ・・・


それは甘くて美味しいもの


でも食べ過ぎると体重が増える危険な食べ物


でも美味しい


「うん、食べる」


私、誘惑に弱いわ


「よし!食堂へレッツゴ〜!!」


アスカ、ニコニコしてるわ。パフェ美味しいものね





食堂に着いた私達、流石に今の時間は誰も居ないわね


・・・あ


「二人とも今食事かね?」


「あ、はいちょっとおやつを食べに」


碇司令が座っていたわ


その手にはスプーン


目の前には・・・


パフェ


碇司令がパフェを食べてる


・・・全然似合わないわ、それにちょっと不気味


それに髭にクリームがついてる


アスカもちょっと顔が半笑い


「ここのパフェは美味しいな、君たちも食べるかね?ごちそうしよう」


「え?ア、アタシたちは」


アスカ、あたふたしている。パフェ食べに来たのに


「はい頂きます」


「ファ、ファースト」


奢ってもらえるから別に良いじゃない


・・・でも髭にクリームがついているのは


碇司令似合わないわ





怖い出来事・・・違うわ不気味な出来事ね。









 夏は怪談、その3。怪談ではないですね(^^;)

 パフェを食べに食堂に行く二人、そこに待ち受けていたのは髭、それもクリーム付き(笑)

 クリームをつけた髭は司令の威厳が全然無いですね。

 不気味なお話しでした(爆)

 こんな小説?でも最後まで読んでくれた方々に感謝します。


NEON GENESIS: EVANGELION 夏の恐怖、たびたび