シンジ〜〜
シンちゃん
碇クン
変わりない日常、でも今日は少し違った
THE BIRTHDAY OF SINJI IKARI
今日はみんなの態度がちょっと変だ
アスカは・・・
「シンジ、洗濯はアタシがするわ」
アスカが洗濯、当番でもないのにどうしてだろう?当番になってもしないのに
「このアタシにかかれば洗濯物なんて真っ白を通り越して金色に輝くわよ」
・・・それは無いと思う、まあやってくれるって言うんだからお願いしようかな
「まっかせなさい!さあて洗剤をタップリいれてと」
あああ、そんなにいれちゃあ・・・
「きゃあああ!!!泡が泡が〜〜〜」
あ〜〜あ洗濯機から泡が溢れ出ちゃったよ
「うえ〜〜〜ん汚されちゃったよ〜〜〜」
・・・綺麗になったと思うんだけど
「うえ〜〜〜ん」
・・・あ〜〜〜あ後片付けしなきゃ
綾波は・・・
「碇クン、お布団干してあげる」
遊びに来たのに布団を干すのを手伝ってくれるなんて、お願いしようかな
「碇クンのお布団・・・ぽっ」
綾波・・・
「碇クンの枕・・・すりすり、すりすり・・・ぽっ」
綾波・・・
「碇クンのシーツ・・・くんくん、くんくん・・・ぽっ」
綾波・・・
「碇くふん・・・ぽぽぽぽ」
干すって言ったのにどうして僕の布団にしがみ付いているんだろう
「絆だから・・・ぽっ」
・・・はあ〜〜〜干すのは結局僕なんだよなあ〜〜〜
ミサトさんは・・・
「よっしゃあ〜〜!今日は特別に私がごはんを作ってあげるわよ〜〜〜!!!」
却下!
「遠慮しなくて良いってば、作ってあげるわよん」
遠慮じゃありません、命にかかわります。ほらアスカも綾波も反対しているよ
「んも〜〜う、子供は遠慮しなくて良いのに〜〜」
大人になっても遠慮しますよ、ミサトさんの料理は。てなわけでご飯は当然僕が作るんだよな。
でも、どうしてみんな今日は普段しないことをするんだろう?
どうしてかな?今日はなにかあるのかな?
・・・あっカレンダーに赤丸がついてある今日だ
・・・『シンちゃんの誕生日』ミサトさんの字だ。そうか今日は僕の誕生日だったんだ
だからみんな今日は変だったんだ
・・・変ってみんな僕の為にやってくれたんだ
・・・
・・・誕生日がきても嬉しくなかったのに、今は違う
ミサトさんがいる、アスカがいる、綾波がいる
今日という日を大切にしたいよ
シンジ君、誕生日おめでとうなSSです。
普段と変わりない日常と思いきや、みんながちょっと変、優しいんですね(笑)
手伝ってくれたんですけど・・・役に立ちませんでしたね。でもシンジ君は嬉しかったですね。
こんな小説?でも最後まで読んでくれた方々に感謝します。
NEON GENESIS: EVANGELION THE BIRTHDAY OF SINJI IKARI