オムレツ

「シンジ〜今日のご飯はなあに?」

「オムレツだよ」

「オムレツ!?やったあ〜〜」

 今日の晩御飯はオムレツ!ハンバーグも好きだけどオムレツも好きなのよねえ〜

 特にシンジが作るオムレツは玉子がフンワリして口の中でとろけるの、う〜〜考えただけで涎が出ちゃうわ。

 オムレツはシンプルだけど作るのが難しいのよね、シンジったらこだわってオムレツ専用のフライパンまで持っているのよね。

 さあ待ち遠しいわ〜まだかな?まだかな〜〜?





「は〜〜い、お待たせ、できたよ」

 やったあ〜ほっかほかできたてのオムレツ、美味しそう〜〜

「おおっ今日はオムレツね、これはビールが進むわね」

 アンタの場合何食べても進むでしょうが、この酒徒。って口には出さないけどね。

「「「いただきま〜〜す」」」

 おっとケチャップをかけないといけないわ。オムレツの上にケッチャップで文字を書くの、食べる前の楽しみね。

 ええと何て書こうかしら?



 LOVE



「あら〜〜アスカ、ラヴなんて大胆ねえ〜〜それは誰に対してかしら?」

「う、うるさいわね〜〜ただ書きたかっただけよ」

「そ〜〜う〜〜?私はてっきり目の前にいる〜〜おっとっと言わないでおくわん♪」

 言わないでおくってはっきり言っているじゃないのよ〜〜

「へ〜〜流石アスカだね、スペルを良く知っているね」

 ・・・バカ、超が付くほど鈍感ね。

「早く食べないと冷めちゃうよ」

「うん」

 鈍感は今に始まったことじゃないし、いただきま〜〜す。


 シンジ君特製オムレツ、アスカちゃんの大好物ですね(^^)

 オムレツにケチャップで文字を書いてさり気無く告白?でも鈍感なシンジ君が気づくはずはないですね。

 こんな小説?でも最後まで読んでくれた方々に感謝します。


NEON GENESIS: EVANGELION オムレツ