最期の願い、その3




「碇クン・・・」


「どうしたんだい綾波?」


「・・・」


「どうしたの?」


「・・・」


「黙っていたらわかんないよ」


「・・・言っていいの?」


「良いよ、言わなくちゃわかんないだろ」


「・・・実は私の最期の願いなの」


















「そ、そうなんだわかったよ。僕で良かったら協力するよ」


「本当?ありがとう、感謝の言葉」


「くおら、ファースト」


「誰?」


「誰ってアンタしばくわよ、天才美少女アスカ様でしょうが」


「そう、そんな人居たわね」


「アンタ絶対しばく!それよりシンジ!」


「ん?何」


「アンタなにファーストの願い聞いてんのよ!」


「だって最期の願いだから」


「何で宿題を見せるのが最期の願いになるのよ!アタシの願いは聞かなかったくせに」


「コホコホッ碇クン、私ダメだわ」


「綾波しっかりするんだ!」


「演技に決まっているでしょうが!騙されるんじゃないわよ」


「こほっ・・・血が」


「綾波、綾波〜〜」


「トマトケチャップでしょうが!」


(ふふふ、弐号機パイロット、普段の態度がこういうときに役に立つのよ)



 レイちゃんの演技にシンジ君は騙されました(笑)シンジ君がへっぽこなのかな。

 アスカちゃんは見抜きましたが相手にされず。

 レイちゃんのシナリオ完璧ですね。

 こんな小説?でも最後まで読んでくれた方々に感謝します。


NEON GENESIS: EVANGELION 最期の願い、その3