ソース
「シンジ〜今日のご飯はなあに?」
「トンカツだよ」
「トンカツ!?やったあ〜〜」
今日の晩御飯はトンカツ!ハンバーグやオムレツも好きだけどトンカツも好きなのよねえ〜
サクサクの衣に包まれたお肉がジューシーで噛んだら口の中でじわっと広がるのよねえ。
トンカツの他にも海老を揚げたのも美味しいわ〜尻尾までパリパリ食べれちゃうわ。
さあ待ち遠しいわ〜まだかな?まだかな〜〜?
「は〜〜い、お待たせ、できたよ」
やったあ〜熱々のトンカツに海老、美味しそう〜〜
「おおっ今日はトンカツね、これはビールが進むわね」
アンタの場合何食べても進むでしょうが、この酒徒。って口には出さないけどね。
「「「いただきま〜〜す」」」
早速食べるわよ〜〜ってソースは。
「シンジ〜〜ソース取って」
「あ、はい」
トンカツソース、これが無いと始まらないわ、ソースが無いトンカツはエヴァに乗らないアタシと同じよ。あれ?例えが変かしら。
パク、モグモグ〜〜
ん〜〜美味しい〜〜口の中で肉汁が広がって・・・ホッペが落ちちゃうわ。
「アスカどうだい?」
「うん、美味しいわ」
「良かった」
シンジが作るのは何でも美味しいに決まっているでしょ、ご飯が進むわ。
「シンちゃん私もソース持ってきて」
「ミサト、ソースよ」
ここにあるじゃないのよ。
「違う、違う〜〜私のは特別なソースよ」
「特別??」
何だろう?シンジ特製かな。
「ミサトさん何ですか、特別なソースって?」
シンジも知らないんだ、まさかミサト特製なのかしら?
「ああん、じれったいわね〜持ってくるわ」
それなら自分で持ってこいってのよ。
「ジャ〜〜ンこれよ、これ」
「これってビールじゃないのよ」
いつも飲んでるビールじゃない。飲みかけもあるのに新しいの持ってくるなんてどういうこと?
「ビールとソースを混ぜてミサト特製ソースの出来上がり」
うげ〜〜なんなのそれ〜〜?気持ち悪いわね。
「ソースに苦味と炭酸が加わってスイ〜〜トなハ〜〜モニ〜〜を醸し出すのよ、あんた達もどう?」
「ぼ、僕は遠慮しておきます」
「アタシも普通で良いわ」
「そう〜?美味しいのにね」
な〜〜にが美味しいよ、味覚が変なくせに、そんな事したら折角のシンジが作ったトンカツが台無しでしょうが!ミサトは無視して食べよっと。
シンジ君の作ったトンカツ、美味しいでしょうね。さらに美味しくするのがソース、アスカちゃんの食が進みます。
ミサトさんは普通のソースでは満足しませんね、ビールと混ぜた特製ソース(^^;)ビールがあれば何でも良いんでしょうね。
こんな小説?でも最後まで読んでくれた方々に感謝します。
NEON GENESIS: EVANGELION ソース