チョコっとスペシャル
今日はバレンタインデー・・・好きな人にチョコをあげる日、お菓子会社の陰謀・・・みんなお菓子会社に騙されている。
・・・私も騙された一人、チョコを買ったわ。
二つ購入、一つは碇クンにもう一つはアスカに。
・・・女性から男性へ贈るものだけどアスカも好きだからアスカにもあげるの。
この青いラッピングのチョコは碇クンへ
・・・碇クン
ぽっ
この赤いラッピングのチョコはアスカへ
・・・アスカ
ニヤリ
いけない、いけない表情がでちゃった。さあ渡しに行きましょう。
碇クンちへ正確には葛城宅へ到着、二人は居るかしら?
ピンポ〜〜ン
呼び鈴を押したら中から碇クンの声が聞こえたわ、よかった居るわ。
「やあ綾波、来るなんて珍しいね」
「これ碇クンに」
「僕に?」
私と思って食べて・・・ぽっ・・・言いたいけど恥ずかしくて言えない。
「バレンタインなの」
「ありがとう、嬉しいよ」
喜んでくれたわ、その笑顔嬉しい。
「アスカは居る?」
「居るよ、さああがって」
「お邪魔します」
作戦開始よ。
「あらファースト来てたの」
「うん、これアスカに」
「アタシに?なにこれ」
「チョコ、いつもお世話になっているから」
「どういう風の吹き回し?気持ち悪いわね〜〜」
ばれた?ドキドキ・・・
「くれるんなら貰っておくわ、サンキュー」
ほっ一瞬心臓が止まるかと思ったわ。
「うわ〜美味しいそうじゃない」
すぐ開けるなんて食いしん坊さんだわ。
「いっただきま〜〜す」
ニヤリ
「はっ!・・・背中に冷たい物が走ったわ。ペンペン」
「クエ?モグ・・・」
アスカが自分で食べようとしたチョコをペンペンに食べさせたわ・・・まずい・・・
「ク・・・クエ〜〜!・・・」
「ファースト!アンタ毒を盛ったわね。ペンペン泡吹いたじゃないのよ」
「な、何の事かしら?あっ呼び出しだわ、さよなら」
「呼び出しなんて無いわよ」
ボキボキ
ゆ、指の骨を鳴らしているわ、あっ角が生えてきた。節分は終ったのにまた節分なの?
「ファ〜〜スト覚悟はいいわね」
・・・さよなら、もうダメなのね。
「アスカストライクス!!」
キャーーー、さよなら何人目かしら私は?・・・
バレンタイン、レイちゃんはチョコを二つ購入、一つは大好きなシンジ君へもう一つは亡き者にしようとするアスカちゃんへ。
でもニヤリと笑ったのがいけませんでしたね、アスカちゃんにばれてしまいました(^^;)
こんな小説?でも最後まで読んでくれた方々に感謝します。
NEON GENESIS: EVANGELION チョコっとスペシャル