どうして

 シャクシャク、シャクシャク・・・

「ん〜〜甘くて美味しいわね〜〜」

 私の部屋にマナさんが居る、どうして居るの?

 シャクシャク、シャクシャク・・・

「あれレイさん食べないの?」

 私が出したスイカをもの凄い勢いで食べている・・・オヤツに取っておいたのに・・・でも来たから出したの・・・

「食べる」

「熟れてて甘いわね〜〜いくらしたの?」

「貰ったの」

 加持さんが沢山出来たからってくれたの、だからタダ経済的。

「へ〜〜儲かったわね」

「うん」

 それでどうして貴女は私の部屋に居るの?

 ・・・スイカをたかりに来たの?ううん、違う何でも見せたいものがあるとか・・・

「マナさん・・・」

「ん、なあに?」

「見せたいものって何?」

「んふっふ〜〜何だと思う」

 ・・・何かしら?

「・・・碇クンの盗撮写真」

「ビンゴッ!」

 当たったわ、賞品は写真かしら。

「よくわかったわね、流石レイさん」

 ・・・褒められて良かったのかしら。

「また眼鏡君が性懲りも無く撮っていたのよ、だから闇夜に乗じて懲らしめてやったわ」

「また撮っていたの」

 エヴァで今度踏んじゃおう。

「そうよ、まったく困ったものよね〜〜」

「うん」

「そして戦利品がこれよ」

 マナさんががポケットから封筒をだしたわ、厚みが無いわね。ちょっと残念。

「今回は少なかったわ、でも極上品!もう凄いわよ」

 ゴクリッ

 思わず生唾飲んじゃった。どんなのかしら?

「さあ見てちょうだい」

「うん」

 胸を高鳴らせて写真を見たわ。

 !!

「こ、これは!!」

「ふっふっふ、興奮した?水泳の授業の着替え中の写真よ」

 着替え中は前に貰ったけど、これはスクール水着を履いている場面・・・ぽっ!

「スクール水着がそそるでしょう?」

「うん」

 心臓が激しく動いているわ、私興奮している。

「そして極めつけはこれよ」

「あっ!」

 着替え中のお尻・・・綺麗なお尻・・・ウットリ。

「ふっふっふっふ、気に入ってくれたようね。レイさんにもおすそ分けよ」

「マナさん・・・ありがとう」

 感謝の言葉・・・嬉しい。

「プレミアものよね、これが市場にでたら凄い高値になるわ」

 一部のマニアで高く売れるわね。でもそれは阻止しないといけないわ。

「宝物にするわ」

「そう言ってもらえると嬉しいわね。ところで・・・スイカまだあるかしら?」

「ええ沢山あるわ、食べる?」

「うんっ!」

 スイカで碇クンの写真が手に入ったわ、加持さんにまたスイカ貰いましょう。


 レイちゃんちにマナちゃん襲来、何の用と思ったら写真・・・それもシンジ君の写真。

 写真はシンジ君の水着着替え中、やっぱりスクール水着だと萌えるんでしょうね(笑)

 こんな小説?でも最後まで読んでくれた方々に感謝します。


NEON GENESIS: EVANGELION どうして