サンドイッチ
「ねえシンちゃん、サンドイッチって知ってる?」
「え?知ってますよ、お腹空いたんですか」
「うんにゃ空いてないわ、サンドイッチって凄いわよね」
「何が凄いんですか?」
「だってトランプで遊んでて食事をする時間が勿体無いから手軽に食べられるようにしたのがサンドイッチなのよ」
「知っていますよ、前に聞いたことがあります。確かサンドイッチ伯爵ですよね」
「そうよ、名前が食べ物の名になるなんて凄いと思わない」
「ええずっと名前が残るから凄いですね」
「私も仕事で忙しいのよね」
「そうですか?暇じゃないんですか」
「あ〜〜そういう目で私を見ていたんだ、超忙しいわよ」
「忙しいって毎日定時で帰ってきてるじゃないですか」
「今は暇なのよ。でもね、超忙しい時はご飯を食べる暇が無いのよ」
「そうなんですか」
「でね、私も手軽に食べれるものを考えたの」
「はあ・・・」
「お茶漬けよ」
「前からあるものじゃないですか」
「ノンノン、私のはちょっち違うわよ、好物のビールをかけたお茶漬け、ずばりビール漬けよ」
「・・・」
「これがあれば仕事が忙しくてもお腹が満たされて仕事がはかどるのよね」
「な〜〜に言ってんのよ。シンジ〜こんなの無視しておやつ食べよう」
「あっうん」
「ちょ、ちょっと待ってよ。アスカだって忙しい時あるでしょ、そんな時はアンタの大好きなプリンとご飯でプリンかけご飯ができるのよ」
「そんなの不味くて食べられないわよ!プリンはプリンで食べたいのよ。シンジ行きましょう」
「うん」
「あっシンちゃんビール漬けの件是非頼むわね」
「却下します」
「え〜〜?」
「仕事中に飲んだらダメでしょう、行こうアスカ」
「うん」
「あ〜〜待ってよ〜〜〜ビール漬け食べたいの〜〜」
ミサトさんはビールの為なら頭が働きますね(笑)
確かに忙しい時があると思いますけど当然シンジ君に却下されました(^^;)
懲りずにまた何か考えそうですけどね。
こんな小説?でも最後まで読んでくれた方々に感謝します。
NEON GENESIS: EVANGELION サンドイッチ