ちょっちアスカちゃん、その10

 うぐぐ・・・



 な、なんなの?この痛みは



 自由に動けない



 体がふらつく・・・



 どうしたの?アタシの身体



 自分の意志が身体に伝わらない・・・



 まさか?



 使徒がアタシの身体に?



 アタシとした事が使徒の浸入を許すなんて・・・



 でもアタシは負けないわよ



 アタシの身体はアタシが一番知っているわ



 使徒の好き勝手にさせるもんですか!



 ええいっ!気合よ気合!



 頑張るのよアスカ!



 ええええええいっ!



「うええ〜ダメぇ〜〜足が痺れる〜〜シンジ〜〜助けて〜〜」

「しょうがないなあ」

 近くの公民館で茶道の無料体験ができるからシンジと一緒に来たけど、まさかこんなに苦痛だったとは・・・アタシとした事が失敗したわ。

「立てるかい?」

「無理かも」

 足が痺れて痺れて・・・はううぅ・・・どうして正座でこんなに痺れるのよ?絶対使徒の仕業だわ。

「シンジ、おんぶしておんぶ〜〜」

「しょうがないなあ」

 あっ溜め息ついた、むかつく〜〜

「さあ帰ろうか」

「うん」

「どうしてアンタは痺れてないのよ」

「ちょっとしたコツだよ」

 あっ勝ち誇っている、むかつく〜〜

「いたいた、つねらないでよ」

「そんな事言う口はつねってやるわよ」

「やったなあ〜えい」

ぎゃああああ〜〜!

 うひゃ〜〜〜足を触るな〜〜〜

「大人しくしてないと痺れるよ」

「うん・・・」

 ふ、ふ〜〜んだ、痺れが取れたら蹴ってやるもんね。


 アスカちゃんヘッポコです(笑)

 流石に正座はきついですね、痺れまくりです(^^;)

 痺れていてもシンジ君にはむかうアスカちゃんは強気です(絶対負けるのに)

 こんな小説?でも最後まで読んでくれた方々に感謝します。


NEON GENESIS: EVANGELION ちょっちアスカちゃん、その10