運動
「ねえシンジ〜腹筋するから足を押さえてて」
リビングでくつろぎ中のところへアスカがやって来た。
「いいけど、どうしたの急に腹筋をするなんて」
「別に〜ただやりたくなっただけよ」
「あ〜〜お腹にお肉がついたんだね」
ボクッ!
言葉が終った瞬間、アスカの右ストレートがシンジの顔に突き刺さった。
「い、痛い」
「死にたいのね?」
「そ、そんなことないよ」
「お腹にお肉なんてついてないわよ。ただ無性に腹筋がしたくなったのよ、わかる〜?」
「う、うん」
「よろしい」
シンジは激しく首を立てに振った。アスカは笑顔だが言葉を間違えれば修羅になるだろう。
「さあちゃんと持っていなさいよ」
「うん」
くつろぎの時間を邪魔されてガッカリだが拒否はできない、アスカにしたがって足首を持った。
「さあいくわよ、数をかぞえて」
「うん、い〜〜ち」
「い〜〜〜ちっ」
シンジの掛け声とともにアスカは腹筋を始めた。
「に〜〜い」
「に〜〜〜〜いっ」
「はい、さ〜〜ん」
「さ、さ〜〜〜ん」
気合は入っているが徐々に腹筋の速さが遅くなる。
「よ〜〜ん」
「ま、まって〜〜休憩」
「は〜〜?まだ3回しかしてないじゃないか」
「しょ、初心者なのよ。初めは3回で十分よ」
「初心者って・・・」
シンジは呆れた、3回で疲れるほどアスカは鈍っていたのである。
「いいじゃないのよ。それにアタシの足を持てて幸せでしょう」
シンジの目線はアスカの白い足、Tシャツの裾から見える白い肌、そしてふくらんだ胸がナイスアングルで見える。
「う、うん」
今まで気にしてなかったが言われて意識し始めると顔が真っ赤になった。
「あ〜赤くなってやらし〜〜」
「そ、そんなんじゃないよ」
「純情な少年にはちょっと刺激が強すぎたかしら〜?あ〜〜美しいって罪ね」
髪をかきあげ更に美貌を強調した。
「お腹でてるじゃないか」
ゲシッ!
「死ね!」
「あがが・・・」
アスカの蹴りがまたもやシンジの顔面にヒットして気絶するのであった。
アスカちゃん太った?シンジ君の料理を食べていれば太るでしょうね(太ってない?)
シンジ君も命知らずな台詞を言いますね(^^;)アスカちゃんには禁句なのに(笑)
こんな小説?でも最後まで読んでくれた方々に感謝します。
NEON GENESIS: EVANGELION 運動