プリン

 シンジ〜今日のおやつはなあに?

「今日はプリンだよ」

 え〜〜今日もプリンなの?

 スーパーの特売で買ってきた三個で100円のプリンね。

 流石に毎日食べると飽きるわね。

「今日は違うよ」

 違う?何が?

「今日のは高級だよ、奮発して一個300円するのを買ってきたんだよ」

 一個300円?それは高級ね、特売のプリンなら九個も食べられるじゃない。

 早く食べたいわ。

「僕も食べたいからおやつにしようか」

 うん!

「さあこれだよ」

 おっ容器が違うわね、量も多いし色も少し白いわ。

「さあ食べようか」

 いただきま〜〜す!!

 な、なにこのプリンは?

 スプーンが抵抗無く入っていくじゃない、柔らかすぎるわ。

 どれ味は・・・

 パクリンチョ!

 !!!

 お・・・美味しい〜〜〜!

 口の中でとろけると甘〜〜い香りが口の中で広がって見事なハーモニーになっているわ。

 これって生クリームが使われているわね。

「うん、たっぷり入っているんだよ」

 だから少し白かったのね。

 美味しいわ、美味しゅうございます〜〜〜!

 ごちそうさま、もう食べちゃったわ。

 ねえもう無いの?

「もう無いよ、二個しか買ってこなかったんだよ」

 高いもんね。

 あ!まだあるじゃない。

「えっ?ま、まさか・・・」

 ふふん、そのまさかよ。

「こ、これは僕の分だからね」

 だ〜〜めよ、シンジのものはアタシのものなんだからね。

「ひゃ、ひゃあ〜〜ジャイアンだ〜〜」

 いいじゃない、アタシに食べられる事を感謝しなさい。

「だめ〜〜」

 あ、こら逃げるな〜〜〜!!


 高級プリン、アスカちゃん気に入ったようですね。

 でも高いから一個ずつですけどアスカちゃんは満足しませんね(笑)

 こんな小説?でも最後まで読んでくれた方々に感謝します。


NEON GENESIS: EVANGELION プリン