どうして
アタシがシンジを起こさなくちゃいけないのよ
どうして
アタシがシンジの朝ごはんを用意しなくちゃいけないのよ
どうして
アタシがシンジの布団を干さなくちゃいけないのよ
どうして
アタシがシンジの洗濯物を洗濯しなくちゃいけないのよ
どうして
アタシがシンジの部屋を掃除しなくちゃいけないのよ
どうして
アタシがシンジのお昼ご飯を用意しなくちゃいけないのよ
どうして
アタシがシンジの宿題をやらなくちゃいけないのよ
どうして
アタシがシンジのオヤツを用意しなくちゃいけないのよ
どうして
アタシがシンジの布団を取り込まなくちゃいけないのよ
どうして
アタシがシンジの洗濯物をたたまなきゃいけないのよ
どうして
アタシがシンジの夜ご飯を用意しなきゃいけないのよ
どうして
アタシがシンジのお風呂を用意しなきゃいけないのよ
どうしてなの?
「どうしてってアスカがゲームで負けたからじゃないか」
「それは分かっているけど」
昨日ゲームでシンジと賭けをして負けたのよね、一日召使いになるって、ようはメイドね。
「疲れちゃったわ」
「その言っているわりにノリノリだったじゃないか、メイド服まで用意して」
「こ、これはたまたまあったから着ただけよ」
「本当なの〜?」
「ほ、本当よ」
シンジがニヤニヤしてアタシを見ている、ムカつくわね。でもメイド服がたまたまあったのは違うの、昨日急いで用意したのよね。
「でも赤が似合っているね」
「あ、ありがと」
アタシのメイド服は赤色、アタシにピッタリの色ね。フリフリのエプロンにカチューシャ気に入っているのよね。
「それにしてもその服どこで手に入れたの?サイズがピッタリだね」
「それは秘密よ、ひ・み・つ」
教えてあげないわよ。
「どうせリツコさんだろう」
「ち、違うわよ」
「子猫の生写真と交換したんだろう」
「どうして詳しいのよ」
シンジが言ったとおり当たっているわ。
「だってリツコさんにネコグッズをやればなんでもしてくれるじゃないか」
「た、たしかに」
困ったときにはリツコ、ネコグッズをやれば大抵の事はしてくれるわ。だからこの服も簡単に手に入れられたのよね。
「よし!じゃあ明日の勝負よ」
「ええ、明日もするの?」
「当然じゃない、負けたままで終わるアタシじゃないわよ」
負けたままじゃくやしいじゃない、絶対に勝ってやる。
「そう言っているけど、本当はまた着たいんじゃないの?」
「う、五月蝿い!さっさと勝負するわよ!」
「はいはい」
ムカつく返事ね、今日は絶対勝ってやるんだから、そして明日はシンジにメイド服を着せてやるわよ。でもアタシがまた着てもいいかも・・・
アスカちゃんのメイド服、拝めるのはシンジ君だけ(笑)
いやいやながら家事をしているアスカちゃんですが、服を着れて嬉しいでしょうね(笑)
こんな小説?でも最後まで読んでくれた方々に感謝します。
NEON GENESIS: EVANGELION どうして