水着でGO
今日も暑いなあ〜太陽が輝いて雲ひとつ無い青空だよ。
「布団が気持ちいいな」
ベランダに布団を干して、今日の夜はホカホカの布団で寝られるね。
続いて洗濯物、たくさんあるんだよね。ほとんどがミサトさんとアスカのものなんだけどね。
「ふう〜〜」
額から汗が噴出すよ、喉が渇いちゃった。
「ちょっと休憩」
僕は洗濯物を置いて台所に向かった。
「クエクエクエ〜」
「やあペンペンご機嫌だね」
ペンペンがお風呂のプールから上がってきてジュースを飲んでいるよ、僕も飲もうっと。
「ゴクゴクゴクゴク、ぷは〜〜〜美味しい〜〜」
冷たくて身体が潤うよ。
「シ〜〜ンジ!」
背中からアスカの声が聞こえた、僕は振り返ってみた。
「ブッ!」
「どう〜似合うかしら?」
僕は思わず口に含んでいたジュースを噴出してしまった。アスカが水着を着て立っていたからだ。
「な、なんて格好しているんだよ」
「格好って水着よ、どうセクシ〜でしょう」
アスカは真っ赤なビキニを着ていた、ううう鼻血が出そう。
「あらら何顔赤くしてんの?それに腰が引けているわよ」
「う、五月蝿いなあ」
健全男子の反応を楽しんでいるのか?
「どうして家で水着を着ているんだよ」
「だって〜〜暑いんだもん」
「クーラーつけているだろう」
部屋は身震いするくらいに温度が下がっているんだよね、クーラー効き過ぎだよ。
「つけていてもいいじゃない、それとも家で水着を着ちゃだめなの?」
「だ、だめじゃないけど」
アスカが僕の顔近くに近づいて頬を膨らませた。む、胸が・・・
「ああ〜〜ん、シンジ〜〜」
「どうしたのアスカ?」
「この水着が小さいの」
「小さい?」
「うん、胸が窮屈なの」
「それはいけない、今すぐ脱ぐんだ」
「いや〜〜んシンジのえっちぃ〜〜〜」
「だ、誰も見てないからいいじゃないか」
「太陽が見ているわ〜〜」
「ぼ、僕はもう我慢できないんだ〜〜」
「あ、あ〜〜ん」
「シンジ!」
はっ!
「な、なに?」
「急に変な世界へ行っていたんじゃないの」
「そ、そんな事ないよ」
妄想世界へ行ってしまった。
「ふ〜〜ん、腰が更に引けているわよ」
はう、僕の腰はかなり曲がっている、ばれている?
「フフフ、エッチねえ〜どうナマで見てみる」
ア、アスカが水着に手をかけている、そしてたわわな胸が・・・
「シンジ〜〜」
アスカの艶かしい声が僕の耳に、ダメだ理性が飛びそう。
「流石シンジ君、僕の水着で昇天しようとは好意に値するよ」
え?この声は。
「カヲル君!」
カヲル君がいつの間にかテーブルに乗っている、それにビキニパンツでポーズをとっている。
「さあシンジ君、僕の水着姿を見てくれ」
「カヲル君何やっているんだよ」
「こら〜〜気持ち悪いことやってるんじゃないわよ!」
「見られてる見られてる、シンジ君に僕のこの素晴らしい肉体が見られてる」
カヲル君・・・登場する度に変になっているよ。
「この変体〜〜」
ボクッ!
「ぐえっ」
アスカのパンチがカヲル君のお腹に決まったよ。
「そのまま死んでなさい」
「こ、このままでは死なないよ。シンジ君の胸で・・・シンジく〜〜〜〜〜〜ん!」
カ、カヲル君が僕の方へ倒れてきた。よ、避けきれない。
「シンジッ!」
「僕と一緒に天国へ昇ろう」
「うわ〜〜〜〜」
ど〜〜〜〜〜〜ん!
「いや〜〜〜シンジ〜〜〜」
カ、カヲル君が僕に覆い被さって身動きができない。何とか脱出しないと。
フィニ
な、何だこの感触は・・・手を動かそうとしたら・・・!
「はうう・・・」
「シ、シンジ!」
僕の手はカヲル君の大事なところにあったんだ。ああ動かすたびに触れてしまう。
「気絶しそう・・・」
僕はそのまま記憶がなくなった。カヲル君の声を聞きながら・・・
「こ、これがボーイズラブなんだね、好意に値するよ・・・」
「いや〜〜〜このへんた〜〜〜い!」
アスカの声が微かに聞こえるけど・・・もうダメだ・・・アスカの水着にカヲル君の水着、天国と地獄だったよ、さようなら・・・
暑い毎日、アスカちゃんは家でも水着です(笑)水着で大胆になったアスカちゃんはからかってシンジ君にせまろうとしたら・・・
カヲル君がいつの間にか登場していますね、それもビキニパンツ(^^;)シンジ君とカヲル君の怪しい世界が始まりますね(爆)
こんな小説?でも最後まで読んでくれた方々に感謝します。
NEON GENESIS: EVANGELION 水着でGO