オムライス
休日は平日の疲れを取る為にお昼頃に起きて遅めの朝食、でもお昼を過ぎているから昼食になるかしら。
お昼ごはんは何にしようかしら?冷蔵庫に卵があったからオムライスを作りましょう。
オムライスの定番はチキンライス、でもお肉は嫌いだから海老ピラフにしましょう。
お肉はきらいだけど魚類は大好き、いつも冷蔵庫にストックしてあるから買いに行かなくてすむわ。
フライパンを用意して・・・凝った作りじゃなくて、簡単に作って早くお腹を満たすわ。
卵は奮発して二個、お腹一杯になるけど大丈夫よね、体重が心配だけど・・・
完成、約二十分で作り終えたわ。これも碇クンとの愛の特訓の成果ね。
オムライスだけでは寂しいからインスタントのオニオンスープを付けたわ。
うふふ、ソースをかけて美味しそうね。いただきます・・・
「ファースト居るかしら?」
良いタイミングでアスカがやってきたわ、一体何の用かしら?
「居るけど何?」
「な〜〜んか良いにおいがしたから立ち寄ってみたのよね。おっオムライスじゃない、おいしそ〜〜〜」
凄い嗅覚ね、この前も学校の屋上で焼き芋を食べていたら来たのよね、そして必ず『おいしそ〜〜』って言って目を輝かして・・・
「アタシ〜〜ちょ〜〜とお腹が空いちゃっているのよ」
「だから」
遠まわしに言ってるのよね。
「ちょっとちょ〜〜だい」
イヤ、って言っても貰うまで粘るのよね。先週もアイスをあげるのイヤだって言ったら溶けるまで粘られたわ。
「いいけどちょっとだけよ」
「サンキュ〜〜」
私はスプーンを渡したわ、早く少し食べて帰ってくれないかしら。
「ではいただきま〜〜す」
まったく自分で作ればいいのに困ったアスカね。
「って、変なもの入れて作ってないでしょうね?」
「普通よ」
「ワサビは入れてないでしょうね?」
「入れてないわ」
ワサビが食べれないお子様アスカね。
「本当に?」
「ええ本当よ」
「それじゃあこの卵は変じゃないでしょうね、例えばダチョウの卵とか」
「普通に鶏の卵よ」
ダチョウの卵でも普通だと思うけど。
「ご飯は何?」
「普通の海老ピラフよ」
「わお〜〜海老海老ピラフ〜〜〜アタシ大好きなのよね」
「そう、よかったわね」
早く少し食べて帰って、冷めちゃうわ。
「じゃあ改めていただきま〜〜す。満遍なくケチャップを塗りつけて」
ケチャップ?私ケチャップをかけたかしら、あっ・・・
「アスカ、それケチャップ・・・」
「ん?なに〜」
パクッ
あっ食べた。
「から〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!」
口から火を吹いたわ、凄いわね。
「な、何よこれ?もんのすごく辛いじゃないのよ!」
「それケチャップじゃないわ、タバスコよ」
「タ、タ、タバスコ?何かけてんのよ、水〜〜〜」
「だってタバスコの辛さが好きだから」
「甘いケチャップがオムライスには常識でしょうが!ひょ〜〜口が燃える〜〜〜」
ケチャップが常識なの?好きなのをかけるのが良いと思うけど。
「あふう〜〜辛〜〜〜!」
五月蝿いアスカね、水を飲んだら早く帰ってよね。
アスカちゃんは嗅覚鋭すぎます(笑)レイちゃん宅へお昼ごはんを食べに来ました(無理やりに^^;)
レイちゃんのオムライスを色々と疑いましたがソースにまでは気が回りませんでしたね。
こんな小説?でも最後まで読んでくれた方々に感謝します。
NEON GENESIS: EVANGELION オムライス