乙女の雑談

「シンジ〜お腹空いちゃった」

「お腹空いたの?何が食べたい」

「ん〜〜と、ハンバーグ!」

「アスカの大好きなハンバーグだね、腕によりをかけて作るよ」

「楽しみにしているわね」







「はい、できたよ」

「うわ〜〜美味しそうね、いただきま〜〜す」

「めしあがれ」

「・・・」

「あれ、食べないの?」

「食べさせて」

「え?」

「シンジが食べさせてくれないと食べないもん」

「一人で食べれないの?アスカは何歳だい?」

「ええとね、五歳〜〜」

「五歳ならしょうがないなあ、はいあ〜〜〜ん」

「あ〜〜〜ん、ぱくモグモグ」

「美味しいかい?」

「うん、美味しい〜〜」

「よかった、気に入ってもらえて良かったよ」

「次はアタシが食べさせてあげるね」

「いいのかい?」

「うん、口移しでね」

「アスカって大胆だね」

「うふふ、シンジだから大胆になるのよ」

「アスカ・・・」

「シンジ〜〜」





















「・・・ってな夢を見たのよ」

「うわ〜〜いいなあ、私も見た〜〜い」

「・・・」

 アスカの部屋で、アスカとマナとレイがお喋りに花を咲かせていた。

「いいでしょ、いいでしょ〜〜」

「どうやったら見れるの?教えて〜」

 マナは自分も夢を見たいので羨ましかった。

「ふふ〜〜ん、秘密」

「あ〜〜自分だけずる〜〜い」

「・・・」

 マナは頬を膨らませた。レイは無関心でジュースを飲んでいる。

「秘密って言ったけどアタシにもどうやって見れたかわからないのよね。あ〜〜もう一回見たいわ」

「ようし私も見てやるわよ」

「・・・」

「ファーストはさっきからずっと黙っているけど羨ましいでしょ?」

「別に」

 レイはポテトチップに手を伸ばした。

「そんな事言っても本当は羨ましいんでしょう」

「ねえ、レイさんアスカの見た夢羨ましいわよね」

「私が見た夢は・・・」

 レイは口を開き話し始めた。




















「そ、そんなことを・・・」

「レ、レイさん痛くなかったの?」

 話を聞いた二人は耳まで真っ赤にして驚いた。

「痛いのは少しだけよ。痛みがどんどん快感にかわっていくの」

「ファーストが見た夢って凄いのね、鼻血がでそう・・・」

「そんな凄い事私にはできないわ」

「うふふ、二人ともまだまだ子供ね」

 レイは不気味に笑うとジュースを飲むのであった。


 アスカちゃんの見た夢はマナちゃんにとっては羨ましかったようですね。

 羨ましくないレイちゃんの見た夢は・・・アスカちゃんとマナちゃんにはちょっと過激すぎましたね(笑)

 こんな小説?でも最後まで読んでくれた方々に感謝します。


NEON GENESIS: EVANGELION 乙女の雑談