もえ
「ふう〜今日もお仕事疲れたわ〜」
私は伊吹マヤ、ネルフに勤めています〜
お仕事は大変だけど先輩から色んなことを教えてもらっているので楽しいです。
仕事が終わって家に着いたらもうクタクタですぐにベッドに横になっちゃうのよね。
でも、そんな疲れを一気に吹き飛ばす方法があるの、それは・・・
「ふんふんふ〜〜ん」
タンスからお気に入りのお洋服を出して、それを着れば疲れが吹き飛ぶのよ。
上着を着て、次はスカート・・・あ、あれ?スカートを・・・
ガ〜〜〜ン!
「ファ、ファスナーがしまらない・・・」
どうして先週は入ったのに、どうして今日は入らないの?
もしかして・・・考えたくないけど太った?
イヤ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!
私が太るなんて・・・どうして?どうして?
・・・もしかして休憩中にお菓子を食べていたのがいけなかったのかしら。
トホホ、お気に入りのお洋服だったのに。
まあ仕方がないわ、新しいのを買いましょう。これはレイちゃんにでもあげようっと。
そうと決まれば寝ましょう、お休みなさい。
「レイちゃん、レイちゃん」
「何かようですか?」
学校が終わってレイちゃんがやってきたわ。早速お洋服を渡すから更衣室に行きましょう。
「レイちゃんにお洋服をあげるわ」
「お洋服?」
「ええ、私のお古になるけど絶対に似合うわよ。はいこれよ」
お洋服が入った袋を渡したわ、うふふ絶対に喜ぶわ。
「ありがとうございます、それでは」
「あ、待って!着てみないの?」
それどころか中身を見ていないじゃない。
「今は着る必要がありませんから」
「ダメよダメよダメ〜〜今着ないと〜私が着せてあげるわ」
それ〜〜〜私は袋を取り上げるとレイちゃんの制服を脱がしにかかったわ。
「イヤン、マヤさん何をするの?」
「レイちゃんは立っていればいいのよ」
私の手にかかれば着替えるのに十秒もかからないわよ。
「は〜〜い、着替え終了」
「ネコさん?」
「そうよ〜ネコ耳に尻尾、フリフリのメイド服のコスプレよ」
これを着れば疲れが一気に吹き飛んじゃうわよ。
「尻尾がくねくねしている」
ズッキューーーン!
はうっ!レイちゃんが尻尾を触っている姿が私の心に衝撃を与えるわ。
「レ、レイちゃん」
「マヤさん、息が荒いですよ」
「そ、そうかしら、ハアハア」
レイちゃんの姿を見ていたら・・・
プッチ〜〜〜ン!
私の中で何かがキレたわ。
「レイちゃ〜〜〜〜ん」
「ああダメ、マヤさん。ATフィールド発生します」
ドオ〜〜〜ン!
「あ〜〜〜〜れ〜〜〜〜」
レイちゃんに抱きつこうとした瞬間、何故か吹き飛ばされたわ。何故なの?意識が朦朧として・・・し、死ぬ前にレイちゃんの姿をもう一度眼に納め・・・ってレイちゃんが居ない。すでに行ってしまったのね。さようならレイちゃん・・・萌えでした。
コスプレ好きなマヤさん。でもちょっと太ったせいかお気に入りの服が入りませんでした(^^;)
お古はレイちゃんにあげることになりました。自分は新しいのを購入予定。
レイちゃんのネコ耳メイド姿にマヤさんの心は衝撃を受けて暴走してしまいました(笑)
こんな小説?でも最後まで読んでくれた方々に感謝します。
NEON GENESIS: EVANGELION もえ