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えこレイちゃん 〜2えこ〜 written by jun16 |
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毎度前書きでお目汚し、管理人三笠でございます。 この作品はエコロジカルなので複数話のおはなしがひとつにまとまった形でお送りしております(^-^) それではさっそくどうぞ〜。 |
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「ばれんたいん」 |
はあ〜い、みんな元気〜?私は地球を守る可愛いアイドル、酒護月天ミサトよ〜〜〜ん。 むっ!ちょっと!そこ聞こえたわよ。誰が『年増』ですって『ム〜ン・アタック』をお見舞いするわよ。 そうそう、私は『可愛いアイドル』よ! んじゃあ、自己紹介はこのくらいにしてと、今日は何の日だかわかる〜〜? そう、今日はヴァレンタインデ〜ね。よしっ!いつも世話になっているシンジ君にチョコでもあげちゃおうかな。 むっ!そこ聞こえたわよ。『お返しはビ〜ル』ってやましい事は考えていないわよ。 日頃のお礼よ・・・・・・でもちょっとは期待してるわよん!ねっシンちゃん。 そんなわけで始まり始まり〜〜〜〜 ポケ〜と見ていたTV、ヴァレンタインで賑わうショップの放送をしていたのよ。そしたらレイが 「ばれんたいん?」 目を真ん丸くしてTVにかじりついていたの、かじりついているっていっても本当にかじっていないわよ。 レイも女の子、興味があるのかしらね。 「今日はねチョコを好きな男の子にあげるのよ」 「好き・・・・・」 レイは呟くと頬が桜色に染まったわ。肌が白いからすぐにわかるのよね。それに赤くなった わけも、ニヤリ。 「そうよ、これからシンちゃんのチョコを買いに行くけどレイも行く?」 「シンジおにいちゃんにチョコをあげるの?」 「そうよ、世話になっているからね」 「ダメ!!」 おおうっ!ビックリしたわ、突然叫ぶんですもの。でもそのわけはすぐにわかったわ。 「シンジおにいちゃんには私があげるの」 ペンギンの帽子を深くかぶり照れを隠しわ、ふふ可愛いわね。シンちゃんもやるわね、よっ!色男! 「え〜〜私もシンちゃんにあげたいな〜〜」 ちょと意地悪したらポカポカと叩いてきたわ、イタタタ 「ダメ〜〜〜〜」 「イタタタ、ちょ、ちょっとレイ」 「ダメ〜〜〜〜」 恋は盲目ね。からかいすぎたわね。 「冗談よ、でも私もシンちゃんが好きだからあげてもいいでしょ?」 「ダメ〜〜〜」 ダメのイッテンバリね。私の計画が崩れ去る危険性があるわ。えっ?何の計画って決っているでしょうがお返しはビ〜ルよん。 「レイ、ヴァレンタインは2種類あるのよ。一つは好きな男の子にあげるのと、もう一つはお世話になった人にあげるの。レイは好きなシンちゃんにあげるヴァレンタイン、私はお世話になったシンちゃんにあげるヴァレンタインなの良いでしょ」 コクリ ふう〜〜理解してくれて良かったわ。計画は2%も遅れていないわ。 それじゃあ行きますか! んなわけで車に乗ってショップへ安全運転で、ほらレイもスピ〜ドに「くわくえ」言って喜んでいるわ。 それにしても後のパトカ〜が五月蝿いわね。まあ私の腕にかかれば撒く事なんて簡単よ。 ショップに入った私とレイ。凄い種類のチョコだわ。 「レイ、好きなのを選んで良いわよ」 「くえくえ」 ペタペタと音をさせてチョコを吟味し始めたわ。私も選びましょう。 わお〜〜値段の差が激しいわ、ピンからキリまであるわね。計画としてはピンキリの真ん中で充分ね。あんまり高いとシンちゃん、ビックリしちゃうから。 これがいいかしら?値段的にもOKね。レイは決ったかしら? 「レイ〜決った〜?」 「これ」 なっ!・・・・・・私は一瞬固まったわ。レイが持っているのは私の顔くらいの大きさのチョコ。 そして値段を見てまた固まったわ。 「そ、そんな値段のチョコがあるの〜〜〜?」 コンチキショ〜〜と叫びたくなるくらい高い!どらくらい高いかというと・・・・家族が1ヶ月生活できるくらいね。ちょっち大げさね。 「レ、レイそれはちょっと高すぎるわよ。他のにしなさい」 プルプル 「イヤ」 ペンギンの耳が跳ね上がるくらい首を左右に振るといやがったわ。くおのガキャア〜、しばくわよ。 「他のにも良いのがあるでしょう」 「イヤ」 「どうしてよ?」 「絆だから」 はあ〜〜わけわかんないわ。しっかりとチョコを抱きしめている・・・・変えそうもないわね。 仕方ないから買ってあげたわ。そのおかげで私はチ〇ルチョコ1個になっちゃった。 計画がパ〜〜ね・・・トホホ。 肩を落として運転する私の横では、レイが喜んでチョコを抱いていたわ。 その笑顔を見ていたら・・・・まあしょうがないわね。 おしまひ(^^) |
「あさはねむいの」 |
地球の平和を守る、美少女戦士葛城ムーン!『月にかわってお仕置きよん!』のプリティ〜ガ〜ル葛城ミサト参上聞こえたわ。 こらっそこ!『美少女じゃない』って目ん玉スプーンで、穿り出すわよ。 今回も私のお話ね。えっ違う?ここはレイが主役〜?まあいいわタイトルが『えこレイちゃん』でも私が主役みたいだから。 そんなわけで始まり始まり〜〜〜〜 「ZZZZZZZZZ」 小鳥が囀る朝、布団の中の私、幸せ〜〜〜〜〜 気持ちいいからずっと眠っていたいわね。でもこの極楽も後少しかな。 そう、シンちゃんが・・・うう・・シンちゃんがあ!私の眠りを無理やり起こすのよ。 せっかく夢の中ではビ〜ルが死ぬほど飲めていたのに、イキナリ布団を剥がされて一気に奈落の底へ落ちるのよ〜〜。もっと寝ていたいのに〜。 「ZZZZZZ」 そんなわけで天国の睡眠。グウグウ。すると・・・・・ つんつん ん?私の頬に何かの感触が、何かしら? つんつん 何よ?シンちゃんなの?今日は可愛い起こし方ね。でもダメ〜〜〜私は眠いの。 つんつん ちょっとやめてよ〜眠れないじゃないのよ〜〜シンちゃん?そこにいたのは・・・ 「くえくえ」 レイ〜?何してんの。つんつんするのやめてよ。 「レイ、何か用?」 「くわくわ」 ちょっちペンギン語はわかんないわ。 眠たいから相手するのも疲れるし 「レイ、一緒に寝る?」 私は布団をめくったわ、そしたらレイは潜りこんできたの。 「くえくえ」 ふふ、甘えん坊ね。それにしても着ぐるみの感触、気持ち良いわ〜〜、すべすべ。 そのまま二人で夢の世界へ・・・・って、そこ!聞こえたわよ『親子だね〜〜』違うわよ、どこをどう見ると私とレイが親子に見えるのよ。姉妹よ!そこんとこはハッキリしとかないとね。もし間違って『親子』って言ったらどうなるか憶えておきなさい。 じゃあオヤスミ〜〜〜〜〜 「ZZZZZZZ」 「くえくえ・・・ZZZZ」 「レイちゃ〜〜〜ん、ミサトさん起きた〜〜?」 ん?シンちゃんの声、するとレイは私を起こしに来たのね。でも寝ちゃっているしまあいいか。と寝ているとシンちゃんがやって来たわ。あ〜あ、せっかくの天国もこれまでかな。 おしまひ(^^) |
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どうもjun16ですえこえこ。またこりずに掲示板にカキコしたのを、投稿のカタチにしました。 知らなくても良い、でも強引に教える『えこレイちゃん』製作秘話 『ばれんたいん』 タイトル通りに2月14日にカキコしたもの、冒頭でミサトさんは酒護月天 ミサトと言っている。美〇〇戦士葛城ムーンを名乗るのは飽きたのであろう。ビールが式神に違いない。 なお『美〇〇戦士葛城ムーン』の〇に入る文字だが、答えは『年増』が正解である。文字数がオーバーになるが『行かず後家』でも正解である。 レイちゃんは純粋にばれんたいんをミサトさんは不純でばれんたいんをシンジ君にあげる心の透明度がわかる。 『あさはねむいの』 掲示板にはカキコしていないここだけのオリジナル。今の時期(二月)は朝布団から出るのがイヤである、できる事ならミサトさんのように眠っていたいがそうはいかない。 起こしに来たレイちゃんもやっぱり眠たかったのだろう。ついつい隣りで寝てしまったのである、ちなみに着ぐるみの肌触りはシルクと同じだと思われる。 純粋なレイちゃん、ミサトさんのぐうたらぶり、ちょっとしか登場しなかったシンジ君いかがでしたか? |
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「今日はコメントを担当する事になった赤木リツコよ」 「そして細かいツッコミをする伊吹マヤです。今日はjun16さんの書かれた『えこレイちゃん』の2作目ですね先輩」 「そうね……それにしても私たちを使うなんて、管理人は手抜きもはなはだしいわ」 「??? どうして、私たちが出てくると手抜きなんですか?」 「その方が楽だからよ。大方本人がコメント書こうとして「可愛い」以外の言葉が出てこなくてワンパターンの海に沈んだのね」 「さすが先輩、切腹コメントを言わせたら日本一ですね♪」 「さあそれじゃ、作品の感想を言わせてもらおうかしらね」 「まずは『ばれんたいん』ですね。いいなぁレイちゃんはあげる人が居て……私なんて……」 「立ち入った事を聞くようだけど、貴方にはそういう人は居ないの?」 「はぁ……居るには居るんですけど……(ちらり)……世間の目が恐くて」 「そう……なんだか分からないけど大変そうね。頑張ればきっと報われるわよ」 「(はぁぁ〜〜、やっぱり気付いてくれてないです〜〜)そ、そうですねっ。ところで、先輩はどうなんですか?」 「私が? チョコを? 誰に? 残念だけど、昔から貰う方が多かったわね」(註・葛城ムーンのリっちゃんなのでゲの字には無関心) 「そうなんですか〜(じゃ、じゃあ渡しても驚かないで受け取って貰えるかも……)」 「ただ甘い物は余り得意じゃないから、くれた子には悪いけどミサトに上げたりしてたわ」 「(……が〜ん)罪作りですね……」 「面と向かって渡してくれれば断れるんだけど、郵便受けに入れてあったりするのはどうにもならないわね。相手が望まない物を送りつけるのは嫌がらせ以外の何物でもないわ」 「う〜ん、好意から起こす行動だけに扱いが難しいですね…………って、あの〜先輩? 作品へのコメントはどこへ行ってしまったんでしょう?」 「勿論、忘れてはいないわよ。私はこう言いたいわ。ミサトったら、意地汚いわね」 「あの〜レイちゃんが可愛いとか、そういう大事な部分は……」 「それは皆分かってるでしょうからあえて言及する必要を感じないのよ」 「……なるほど、そうですね」 「次は『あさはねむいの』です。肌触りのいいレイちゃんが可愛いですね」 「ミサトったら、だらしないわね」 「ああっ、いきなり結論ですかっ? もう少しトークを盛り上げていかないと……」 「あら、その為のネタは別に用意してあるのよ。まずはマヤ、良く考えてご覧なさい。ミサトの年齢と、レイちゃんの年齢、そして……彼女の身近にはずっと雄の生き物が居た……つまり」 「はっ!まさかレイちゃんは葛城さんとペンペンの……きゃ〜〜っ! 発禁です発禁ですプラチナです〜〜っ!!」 「……ごめんなさい、ジョークにしてもあまりにも品が無いわね。私、疲れてるのかしら……」 「そんな危険なネタは回収です回収ですメタノイアです〜〜〜っ!!」 「この程度の発想しか出ないようじゃ、とても使徒と渡り合えないわ……とりあえず休ませてもらおうかしら」 「焚書です焚書! モニターも電話線も燃やしちゃいましょう!」 「半端で悪いけど、お先に失礼するわ……私の代わりにjun16さんへ感想を届けてもらえるかしら?」 「目撃者も全部処分しましょう! 無かった事にす…」 「(いい加減うるさいわね……)マヤ、ステイ!」 「っ!」(ピタ) 「マヤ、このコーナー締めてちょうだい」 「は、はいっ。皆様のご感想をどしどしjun16さんへお送りくださいね♪ お待ちしてま〜す!」 「さぁ、用が済んだら帰るわよ。……マヤ、ハウス!」 「わ、わんっ!(逆らえない自分がイヤなの……でも少し嬉しいと思う自分はもっとイヤなの……)」 jun16さんへのご感想をえぐり込むようにこちらまで〜〜♪ |
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