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えこレイちゃん

〜3えこ〜
 
written by jun16
 
 




 

 おひさでえこえこ、管理人三笠でございます。

 この作品はjun16さんたら私のリクエストに応えてくださって嬉し恥ずかしるんたるんた♪です(^-^)
 なんか喜びで混乱してますが、私といっしょにお楽しみくださいませ〜。どうぞ〜。

 






「おひるね」



今からお昼寝、いつもシンジお兄ちゃんが昔話を聞かせてくれるから楽しみ、今日のお話はなんだろう?・・・・でも
「レイちゃんごめんね、洗濯物が溜まっていて話しができないんだ」
・・・・残念、楽しみにしていたのにお洗濯が終わるまで起きているから・・・・でも・・・・・すやすや、すやすや・・・・・・

「レイちゃん、そんなとこで寝ていると風邪引くよ」
レイちゃんは僕が洗濯が終わるまで起きているって言ったけど眠ちゃった。ごめんね、明日話してあげるから。
「レイってお子ちゃまね、アタシはお昼寝しなくても平気だもん」

アスカちゃんが胸をへへんと張って威張っている、そういえばレイちゃんやアスカちゃんくらいの子ってお昼寝が日課だけどアスカちゃんお昼寝してないなあ。
「アスカちゃんはお昼寝しなくても平気なの?」

「アンタばかぁ?アタシは大人なのよ、レイは九時に寝るけどアタシは十時に寝ているでしょ、これがレイとアタシとのお子ちゃまと大人の差なのよ」
・・・・・お子ちゃまと大人の差って一時間しか変わらないじゃないか。

「おやつまで暇ねえ〜シンジ!遊び相手になりなさい」
「ごめんね、洗濯をしなくちゃいけないんだ」
 そう雨が続いて洗濯物が溜まりに溜まっちゃったからね、ほとんどがミサトさんの分だけど、天気が良い日にしとかないと。

「え〜〜〜?アタシと洗濯とどっちが大事なのよ!」
 どっちだ大事って・・・洗濯かなって言ったら、アスカちゃんプウ〜って頬を膨らまして怒っちゃった、レイちゃんが寝ている時は一人でつまらないからね。
「遊んであげたいんだけど、今洗濯をしておかないとね、着替えが無くなるんだよ。アスカちゃんは着替えが無くても良いの?」

「・・・あった方が良い、ミサトみたいに何も着なくて歩けないもん」
 アスカちゃん納得してくれた、うんうんお利巧お利巧。ミサトさんはお風呂上り全裸でウロチョロするんだもんなあ、やめてほしいよ。
「洗濯終わったら遊んでくれる?」
「うん、沢山遊ぼうね」

アスカちゃんの顔がパア〜と明るくなった、よほど嬉しいんだろうね。
「よし!早く終わるようにアタシも手伝う〜」
「本当?助かるよ」

アスカちゃんと一緒に洗濯だあ〜頑張るぞ〜〜〜
たっだいま〜〜〜〜〜〜!
おっ、ミサトさんのご帰宅だ、相変わらず元気が良いなあ。




- ECO -





「あっちいわ〜〜〜、どうしてこんなに暑いのかしら?」
車でクーラーをガンガンにきかせてもここに来るまで汗がビッショリ、家だけじゃなくマンション全体を冷やしてもらうように司令に言ってみようかしら?でも却下されるのが目に見えているわ。

「ミサトさんお帰りなさい」
「ただいま〜〜」
シンちゃんが出迎えてくれたわ、毎回の事だけど嬉しいのよね〜〜。お礼としてサービスサービスゥ

ガバッ!

「わっミサトさん!」
 私は汗でべとついた洋服を脱ぎ捨ててビーナスの如く美しい肢体をさらけ出したわ。シンちゃん紅くなっている〜〜〜からかいがいがあるわ〜〜。

「暑いから我慢できないのよ〜〜」
「ふ、服を着てください」
「良いじゃない、誰も見やしないわよ」

シンちゃん両手で目を覆っているわ、ふふふ。脱いだと言っても洋服だけ、下着はちゃんと着けているわよん、悩殺下着をね。クーラーで冷えた室内で下着姿で過ごすのはリリンが生み出した文化の極み、そう思わない?

「思わないわよ、まったくだらしないわねミサトは。シンジが紅くなっているじゃないさっさと着替えてきなさいよ」
おおっ!アスカがシンちゃんの味方になっているわ、珍しいわね。
「良いじゃない〜アスカも脱いだら、気持ち良いわよ」

「わっこら!やめて〜〜
私はアスカのペンギンえこスーツを脱がしにかかった。アスカじたばたするけどまな板の上の鯉って感じよね。

うえええええ〜〜〜〜シンジ〜〜〜助けて〜〜〜〜〜
「ミサトさん!アスカちゃんが嫌がっているじゃないですか、やめてください」
葛城保育園シンちゃん、保父さんパワー発揮。でもやめろ♪っと言われてやめる私じゃないわよん♪

うけけけけけ〜〜、ほれほれほれ〜〜
何だが悪の女王になったみたい、ちょっとカ・イ・カ・ン
うええええええ〜〜〜ん!

「ミサトさん!いい加減やめないと、ビール抜きですよ」
はうっ!でたあ〜〜シンちゃんのN2、これが出ると逆らえないのよねえ、残念だけどここまでで退散!ダッシュで逃げましょう。

「うぐうぐ、ひっくひっく。シンジ〜〜〜」
「アスカちゃん大丈夫?ほら涙を拭いて」
「汚された、汚されちゃった、汚されちゃったよう・・・・うぐうぐ、ひっくひっく」




- ECO -





はああ〜♪アスカをからかって〜シンちゃんのN2から逃げて台所へ、もち目標は冷蔵庫!誰が何と言おうとも冷蔵庫!私はスラリと伸びた足じゃなくて手を冷蔵庫に伸ばしたわ。

ピカ〜〜〜〜〜!!!
開けた途端に眩しい光が!!そう光り輝くエビチュが〜〜〜♪私のエネルギ〜いっただきま〜〜す。
ごくごくごくごくごくっん!!!

ぷはぁ〜〜〜〜〜美味い〜〜〜〜〜!!!おおおおうっデリシィアス!
くはあ〜喉に染み入るエビチュ、まさに人類が生み出した至極の飲み物。さあてもう一本♪
「ミサトさん駄目ですよ、一本までです」

あちゃあ〜もう一本取ろうとしたらシンちゃんに注意されちゃった。
「良いじゃないシンちゃんのいけずう〜〜」
「駄目ですよ、飲んだらご飯の時は無しにしますよよ」

はううう〜〜それはイヤ〜〜〜〜〜!!んじゃ我慢しますか・・・とほほ・・・・しょうがないわ、ご飯までユックリしてましょう、いざリビングへ。
「なんか面白いTVやってないかしら、あら?」

「すやすや、すやすや」
リビングへ行くとレイが寝ていたわ、ふふ可愛い寝顔ねどんな夢を見ているのかしら?ビールを飲んでいる夢かしら?それは私ね。
「すやすや、すやすや」

「ふああああ〜〜」
ん〜〜レイの寝顔を見ていたら私も眠くなってきたわ、仕事のし過ぎかしら?そうね、きっとそうよ、ス〜パ〜レディ〜ミサトさんは仕事バリバリですからね。

んじゃ寝ましょう、レイの隣でね♪
スリスリ、スリスリ
「はあ〜気持ち良いわ〜〜〜」

レイやアスカのペンギンスーツってどうして気持ち良いのかしら、スベスベした肌触りまるでシルクね、はあ〜スリスリ〜〜〜ひい〜スリスリ〜〜〜ふう〜スリスリ〜〜〜こう気持ち良いとまぶたが・・・・・

「zzzzzz」
「すやすや、すやすや」
「zzzzzz」




- ECO -





「すやすや、すやすや」
私はえこレイ、今お昼寝中なの本当はシンジお兄ちゃんがお洗濯が終わるまで起きてようと思ったのにお目目が仲良くて眠っちゃったの。

「すやすや、すやすや」
でも夢の中ではシンジお兄ちゃんと・・・・ぽっ!

               「シンジお兄ちゃん♪」
               「ん?なんだいレイちゃん」
               「ええと、そのあの・・・」(指をもじもじ)
               「どうしたんだい?」

               「ええとね、私と・・」(ぽっ)
               「顔が赤いよ風邪かな?」(おでことおでこをつけて)
               「はうっシンジお兄ちゃん」(ぼんっ!顔が真っ赤)
               「熱は無いみたいだね」

               「私と私と・・・寝てほしいの」(ぼんっ!更に真っ赤)
               「ふふ、レイちゃんは甘えん坊さんだなあ」(頭をなでなで)
               「シンジお兄ちゃん」(ぽっ!)
               「じゃあ寝ようか」

               「うんっ!」(ぽっぽっ!)
               「それじゃあ布団をしいて、はいレイちゃん毛布」
               「うぐっ、毛布が重いよ」(汗)
               「そうかい?羽毛100%なんだけど」

               「石のように重いの」(汗汗)
               「そんなことないけどなあ、はいもう一枚」
               「お、重いよ〜〜〜〜」(汗汗汗)
                ・・・・・・・・・

・・・はっ!夢なの・・・・妙にリアルな夢、重かった・・・うぎゅ重い・・・鉄の塊が乗っているみたい・・・
ぐぎゃああああ〜〜〜〜〜
ミ、ミサトお姉ちゃんが私の上に乗って寝ているの・・・重いしイビキがうるさいの・・・

ドタバタドタバタ
う、うう〜〜動けない〜〜〜シンジお兄ちゃん助けて〜〜〜
「良い気持ち〜スベスベ〜〜♪ビールが美味しい〜〜チュッチュ!」

うぎゅう〜〜ミサトお姉ちゃん寝ぼけてる、そんなに強く頬擦りしないで〜〜わあ〜〜キスをしないで〜〜キスして良いのはシンジお兄ちゃんだけ〜〜!苦しい〜〜う、うう〜〜シンジお兄ちゃんと寝るはずだったのにどうしてミサトお姉ちゃんになったの?しくしく








おしまひ







夢オチでした〜〜(^^)






 

 私が葛城保育園園長のjun16です(笑)えこシリーズ最大の特徴である掲示板にちょくちょくカキコしたSSを加筆修正した作品です。


「おひるね」制作秘話
掲示板でえこレイちゃんが『いかりくんといっしょのお布団でねたいの』『かつらぎいちいさんはねぞうが悪くてキックがいたいの・・・』と涙ながらに訴えられたので書きましたが、現実は上手くいきませんでしたね(笑)レイちゃん不幸になってしまいました。


文の間に- ECO -が入っていますが掲示板発表時には次回予告を書いていました。見逃した方はどうぞ!


                              つうびいこんてぃにゅうなの


じかいよこくなの

帰宅したミサト、外は暑かった。額から汗、喉はカラカラ。
ミサトの魔の手が冷蔵庫に・・・・・そしてシンジは「ミサトさん!」
                 ・・・アスカは「おやつは何?」
                  ・・・レイは「ねむいの・・」

えこ世紀えこレイちゃん、『水分の取り過ぎは危ないの』この次もサービスサービスゥ

*じかいよこくはまちがっているの


                              つうびいこんてぃにゅうよ

じかいよこくよ

アスカをからかったミサトはご満悦、ビールも美味しくなる事だろう。
泣きじゃくるアスカ、シンジはミサトにご立腹、レイはお昼寝中
その時葛城家総司令官碇シンジは・・・・
                   シンジ「M-601を発令します」
                   ミサト「えええっ!?それだけは勘弁して〜〜〜」
                   アスカ「うぐ、ひっく、いい気味よ」
                    レイ「すやすや、すやすや」

えこ世紀えこアスカちゃん、『かき氷はイチゴ味で決まりよ』この次もサービスサービスゥ

*じかいよこくはまちがいよ


                           つうびいこんちぃにゅうよん

じかいよこくよん

レイの横で下着姿で眠るミサト、本当に仕事のし過ぎで疲れているのだろうか?
本当は遊びすぎて疲れているのだろう、仕事はクビにならないのか?
シンジとアスカは洗濯中・・・・・
                 シンジ「混ぜたら駄目だよ」
                 アスカ「手洗いが基本ね」
                  レイ「すやすや、すやすや」
                 ミサト「ぐおおおおおお〜」

びしょうじょ?世紀むーんミサトさん、『発泡酒もイケルわよん』この次もサービスサービスゥ

*じかいよこくはほんとうよん


はいっ!いかがでしたか?最後の予告はまったくの嘘っぱちです(爆)


それではえこえこ〜〜

 



 
 


 というわけで園長先生より幼児のささやかなふしあわせを描き出した問題作(笑)を頂きました♪
 やっぱり主役はミサトさん?(笑)かと思いきや、ひそかにアスカちゃんが頭一つ抜け出してエライエライ子になっているようですね(^-^)
 これなら14歳くらいになった頃には大安心でパパ満足でしょう♪

 jun16さんへのご感想を畳み込むようにバッシバシシとこちらまで〜♪

 
2000/09/24 v1.0 加筆修正と後書き追加とオマケ(^^;