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HEART

 ・・・・ザーザー・・・・

 ・・・・・・・・・・・・・・・

 ・・・・ザザー・・・・・

 ・・・・・・・・・・・・・・・

 ・・・・ザザー・・・・

 ・・・・・・ん?・・・

 ザザー!

 ・・・・・・どうやら寝ていたみたいだ・・・・・・・・・疲れているのかな?家事は分担して負担は減ったのに・・・

 ザザー!

 ・・・・雨?予報は晴れって言っていたのに、当たらないなあ・・・・・・

 綾波は?・・・・・・そうか買い物って言っていたな、傘持っていっているのかな?

 ザザー!

 ・・・・持っていっているわけ無いよね。あんなに晴れていたから

 ザザー!

 今ごろ困っているだろうな、迎えに行こう。ええとキーは・・・・・

 

 

 バタン!

 僕はキーを差しこみエンジンをかけた。愛車はMINI、一号車が市販されてからもう半世紀も経つ息の長い車だ。それだけ人々に愛されているのだろう。

 車を綾波と買いに行ったとき、最初はMINIは眼に入らなかった。ミサトさんのようにスポーツカーを購入しようと思っていたけど・・・・・

 

『碇クン、これがいい』

 

 僕は迷ったが綾波の瞳をみるとダメだった。僕にとっては狭いがなかなかスタイルが良い、『英国紳士って奴かな』と思いつつ購入した。

 今では欠かせない相棒だ。

 

 

 

 綾波の行きそうな店は・・・・・・あそこかな?

 車を飛ばした。

 ザザー!

 ・・・・・ほらいた。困っている、困った顔も可愛いな。そして車を店の前に止めた。

「碇クン!」

 ビックリしている。そうだよね連絡貰っていないから。予想通り濡れていた、タオルを持ってきて正解だ。

「ありがとう」

 あらたまって礼を言われると照れちゃうな。

 さあ帰ろう、おや?紙袋を大事そうに持っている、なんだろう。

「これを買ったの」

 へえ〜可愛いね。

 これを僕に?

 ありがとう、大事にするよ。

 綾波は微笑んだ。二人で車に乗っているといつも微笑んでいる。

「天気予報、外れたね」

 そうだね・・・・でもいいかもしれない、こうして肩が触れ合っているから。

 僕のお気に入りの車。


 どうもjun16です。

 この前のSS「Your Love」がレイの視点だったので、今回の「HEART」はシンジの視点で描きました。

 やっぱりMINIはええわ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 また短くてごめんなさい〜(^^;)


再びjun16さんから投稿SSを頂きましたぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!

jun16さん、本当に有難うございます。2度も頂けるなんて、僕はもう、僕はもう・・・幸せです・・・ううっ。(感涙)

今回はシンジ君の視点からのお話ですが・・・・・・
やっぱり良いですね〜。
そりゃもう僕のスイートスポットに直撃なくらいに。(笑)

お互いがお互いを思いやる、それに勝る愛情が有ろうか、イヤ無い。(反語表現)
LRSの真髄を見せて頂いた気分です。

と言う訳でjun16さん、今回も本当に有難うございました。お互いMINI萌え人間として頑張っていきましょう!(笑)

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jun16@ngs1.cncm.ne.jp

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