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い・け・な・いシンジ君

〜New World〜

 
written by jun16 


 女装。男にとっては禁断の果実・・・・・それを食べた、いや身に着けたシンジもといシン。神は怒り天は嘶き、大地は荒れ、海は轟いた。神はシンに罰を与え地上に追放した・・・・・・

 jun16書房 「女装って萌えるね」より抜粋







 ・・・・・・罰など起こらない。碇シンになって十分間鏡の前で自分に見とれていた。

「綺麗・・・・・」

 イッチャッタらしい。ここまでくればもうお終いなのだろうが、服を着た事によりもう一つの欲求が沸いてきた。

 さわさわ

 胸に手をやり触る。当然ふくらみなど無い。

「はあ〜・・・・・」

 ため息、そして浮かんでくる事は・・・・

「胸がないわ・・・・・・」

 だから当たりまえ!

「アスカや綾波が羨ましい・・・・」

 再び胸に手をやり触る。そして突然頭に浮かんだ。



 机の上に置いてあった財布に手を伸ばし、中身を確認しうなずいた。

「これくらいあれば足りるかな」

 財布を持つと、玄関に向かって走った。無論女装である。靴を履くとカギを閉め、急いでマンションの外へ。

 タッタッタッタ!

 シンは走った。シンジの頃は足音はダッダッダッダ!と濁音がついていたのだが今は女の子、走り方が女の子走り。

 向かった場所は駅、そして電車に乗り目的地に向かう。

 電車は混雑はしていなかったがそれなりに人は乗っていた。がシンの格好を疑うものはいなかった。普通の可愛い女の子に見えたのである。

(ふふふ〜もうすぐね)







 そして着いた先はデパ〜トである。行き先は・・・・・これがシンジならゲ〜ムコ〜ナ〜や本屋、CD売り場に行くのだが、今は何度も言うようにシン。着いた所は・・・・

 下着売り場

(うわ〜凄い)

 飾られた下着はシンの目をくぎ付けにした。カラフルな大胆な下着。

(どういうのがいいのかな?)

 手に取り胸に当ててみる。すると・・・

「いらっしゃいませ〜〜お探しですか〜〜」

 店員がスマイルでやって来た。

「は、はい」

「サイズはおわかりですか?」

 サイズ、そんな事わかるわけがない。

「え、ええと・・・」

「ではサイズをはかりますね」

 店員は素早くポケットからメジャ〜を取りだし、シンのバストを測ろうとする。

「わっいいです」

 すかさず胸を隠す無いからね。

「それではサイズがわかりませんよ」

「ええっと、サイズは・・・・・・」

 焦るシン、だが一つのブラが目に飛び込んだ。

「これです。これ、このサイズです」

「はい、Bですね」

 手に持ったのはBサイズのブラ、店員は同じサイズのブラを色々と持ってきた。

(凄い!)

 並べられたさまざまなブラ、色は白から大胆な赤や黒、形もさまざま。

「これは胸を寄せてあげます。これは・・・・・」

 マシンガンの様に説明を受けながら、選んで行くシン。

「こ、これにします」

 選んだのはシンプルな白、値段もそこそこ安い。中学生ではこの位の値段でいいだろう。

「ありがとうございます。ほかにはありませんか?」

 買わせようとする店員。シンはまわりを見まわした。

「ええっと!」

 見まわした先に飛びこんできたもの・・・パンティ〜

(買わなくちゃね)

「待っていてください。選んできますから」

 店員に告げると選びに行く。

(凄い!)

 一枚を手にとってビロ〜ンと広げる。驚きの連続。

(こんな小さいの着れるかな・・・)

(凄い!スケスケ)

 顔を赤らめ広げ自分にあてる。

(凄い!ヒモ)

 顔を赤らめ広げ自分にあてる。

(どれにしようかな)

 さんざん悩む、気に入ったのはあるのだが値段が高いので手が出ない。

(これにしよっ)

 決めたのはブラと同じ白、値段もブラと合わせて買える。

「ありがとうございました〜〜〜」





「ただいま〜〜」

 落とさないようにガッチリと両手で抱きしめて帰宅した。ちなみ両親のゲンドウとユイはいない、共働きである。そして自分部屋へ。

 ドキドキ!

 袋を開け、ブラとパンティ〜を取り出す。

 ドキドキ!

 洋服を脱ぎ裸になりブラを着ける。だが胸が無いので張りが無くふにゃふにゃ、ふにゅふにゅである。

「どうしよう・・・そうだ!」

 シンはテッシュを丸め胸につめこんだ。

「これでよし」

 ぷにぷに!

 感触は本物に及ばないものの、ふくらみができて満足。

 ドッキンドッキン!

 次はパンティ〜を手にとり広げる。

 ドッキンドッキン!

「い、いくわよシン!」

 気合を込めるとブリ〜フを脱ぎそして・・・・・

 ギッチョンギッチョン!

 パンティ〜を身に着けた。流石に前は付いているのでふくらみが(ピ〜ピ〜)なのだが、後ろから見ると女の子そのものである。

 ギッチョンギッチョン!

 鏡を見たシンは

「綺麗・・・」

 ウットリと眺めつづけた。

 女物の下着を身に着けたシンは、碇シンVer.3.1となったのである。



 

 jun16です。

 また描いてしまいました・・・・・・・・

「はあ〜い、皆さんこんにちは〜!皆はもう私の名前しっているよね。せえので叫んでね。せえの」

「・・・・・・聞こえな〜〜い、もう一回ね。せえの〜〜〜」

「・・・・・今度はバッチリ!そう私はシンちゃん。碇シンちゃんで〜〜す」

「む〜〜何最後の碇シンVer.3.1って?まるで私がW○N○OW○ Ver.3.1みたいじゃないの〜ぷんぷん!失礼しちゃう」

「えっ?伏字をしてもわかる。伏字の意味がないって?jun16さんおマヌケだし。ふふふ」

「せめて碇シン98とか碇シン2000にして欲しかったわ。えっどうしてW○N○OW○の名前ばかりかですって?M○COSの方が良い。う〜〜んごめんなさ〜い<_>jun16さんW○N○OW○ユ〜ザ〜だから」

「そんな事はさておき・・・あれ?メ〜ルがきている」

「どうしてメ〜ルがきているのかわかるの?って、それはパソコンの前にいるからよ。南国の砂浜で太陽をいっぱい浴びながらジュ〜スを飲んでいるって思ったのね。ふふありがとう」

「ええと、こ、これは暗号・・・・・どら焼き・・・・」

「どら焼き・・・・ふっくらと焼いた皮に甘いあんこがつまった食べ物ね。美味しいって違うわ!これはjun16さんの新たなプロジェクト名・・・・・ああっ恐ろしい事に・・・・・もしやどらさんに?」

 どら焼きを食べるとわかることでしょう(どら焼き食べよう21世紀は2001年から始まるってしってた?委員会より)

 プロジェクト・・・・ありませんよ〜(^^)

 

 ぶらぢゃぁ。
 危険ですっ危険ですよシンちゃんっ!
 「とりあえずB」みたいな取り繕いをしてますが、相手はプロ、そんなに無いってバレバレです♪(爆)

 そこで店員サンが考えたかも知れない3つの可能性。

(1)「ふふふ、きっとこの娘ブラ買うの始めてなのね。恥ずかしがらずにサイズ計らないと後で困るのに……」

(2)「さては上げ底を仕込みに来たのね! いくらパッドを3枚重ねにしても、そこからBにするのは難しいわよ……」

(3)「な・る・ほ・ど・ねぇ〜この子がウワサに聞く女装っ子のシンちゃんね♪ あ〜お姉さんがいろいろ教えてあげるわよ〜……いけないいけない仕事仕事(汗)」


 (1)ならまあアリで、(2)はちょっとアレで、(3)なら果てしなくイヤ(笑)


 どら焼きプロジェクトって何でしょうか?(^-^;
 はっ、まさかオバカな話ばかり書いている私に天誅を食らわせる計画でしょうか!?(汗)

 というわけでjun16さんへのご感想を必ずやこちらへぇぇっ!!

 
1999/12/30 初版。