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寒くても元気なアスカちゃん

 寒いっ!寒いわ!そりゃ一月だから寒いんだけどね、今年一番の冷え込みね。

 ・・・ふあああ〜〜お正月も三日も過ぎれば暇ね。

 ・・・暇、暇、暇過ぎ〜〜〜!

 暇な時は遊びに限るっていってもヒカリは旅行に行っちゃたし・・・バカシンジでも誘って買物に行こうかな。

 うふうふふふふふ、お年玉た〜〜くさん貰ったからリッチなのよね。もう一国の王女様って感じ、さあ準備をして迎えにいこ〜〜っと。

 寒いから十分に着こんでニットをかぶってマフラ〜をしてシンジんちへGO〜〜〜

 

 

「こんにちは〜〜〜」

「こんにちは、今日も元気が良いわね」

「元気だけが取り柄ですから」

 おばさまが台所から出てきたわ、いつもニコニコしてて優しいおばさま、アタシ大好き。

「シンジは居ますか?」

 まあ靴があるから居るに違いないんだけどね。

「居るわよ。シンジ〜〜アスカちゃんが来たわよ」

 ・・・

 ・・・

 ・・・

 おばさまがシンジを呼んだけど返事が無い。呼ばれたら返事くらいしなさいよ。

「おばさま、アタシが行きますから」

「悪いわね、リビングに居ると思うから」

「はい」

 アタシはおばさまに微笑んでリビングへ、でも心の中はバカシンジへの怒りの炎が燃えているわ。リビングへ着いたアタシ、シンジはコタツに入って寝転んで漫画を読んでいる。

「こらっバカシンジッ!」

「ん〜〜アスカ、何か用?」

「何か用じゃないわよ。おばさまが呼んだのになんで返事をしないのよ」

「母さんが呼んだの〜?聞こえなかった」

 か〜〜〜っお正月だからってボケボケしないの普段からボケボケしているのに。

「暇なんでしょ、買物に行くわよ」

「買物〜〜?」

「そうよ、アタシの荷物持ちよ」

 そうアタシの荷物持ち、光栄に思いなさい。

「やだよ〜〜寒いんだもん」

 むっ、コタツ布団を頭からかぶって漫画を読み始めた。

「寒いのが何よ、か弱いアタシに重い荷物を持てっていうの?」

「か弱くなんかないじゃないか、僕より強いくせに」

 ブチッ!

必殺っ!カカト落し!逝ね

 アタシ得意のカカト落し、良い寄る男はこれで消してきたわ。

 スカッ!

 あ、あれ?避けられた。

「危ないよ〜〜当たったら死ぬじゃないか」

「ど、どうして避けられるのよ、一度として失敗した事無いのに」

「何回も食らっていれば避ける事ができるよ、パタ〜ンが単純だもん」

 ガ〜〜〜ン!

 そ、そうだったの・・・アタシにも気づかなかったパタ〜ンがあったのね。

「僕は寒いから買物に行かないよ。アスカもコタツに入れば、はいミカン」

 避けられないように、もっと修行をしないと・・・修行を。

「アスカ、ミカン」

「あ、はいミカンね。ありがと、って違うわよ!買物に行くのよ買い物に」

「え〜〜やだよ」

「やだよじゃない、行くの!」

 引きずってでも連れて行くんだから。

「シンジ、どうせゴロゴロしているんでしょ、アスカちゃんに付き合ってあげなさい」

 あっおばさま、アタシにとっては強い味方。

「え〜〜〜?外は寒いんだよ、ニュ〜スでも今年一番の冷え込みって言っていたんだよ」

「着こめば平気でしょ、ほらアスカちゃんとっても暖かそうじゃない」

 ふふ、おばさまの言うとおり、ホッカホカよ。

「そりゃあ、アスカは毛糸のパンツを履いているから暖かいんだよ」

「な、ななななななななななななななななななななんて事を言うのよ。け、けけけけけけけけけけけ毛糸のパンツなんて履いていないわよ」

「まあアスカちゃん、今も履いているの?昔は良く履いて見せてくれたわね〜」

「お、おおおおおおおおおおおおおおおおおおおばさまっ!な、ななななななななななななななななんて事を言うんですか、確かに小さい頃は履いていたけど今は履いていません」

「キョウコ手作りのお猿さんの刺繍をしたパンツだったわね」

「今はパンダの刺繍なんだよ」

「な、なんでシンジが知っているのよ!」

 た、確かに毛糸のパンツは履いているわよ。言うのが恥ずかしかったから履いてないって言ったけど。

「ベランダ見たら、ふと目に入ったんだよ、パンダの毛糸のパンツが、ピ〜〜ンって来たね。それは絶対にアスカのだって」

 ブチッ!

 ひ、人のパンツを勝手に見るなんて!!!!!!

地獄へ落ちろ!ASUKA STRIKES!逝ね

 アタシ得意の右スクリュ〜ストレ〜トパンチ、良い寄る男はこれで消してきたわ。

 パシッ!

「アスカちゃん、女の子がそんなはしたない言葉を使っちゃいけませんよ」

 お、おばさまに簡単に止められちゃった・・・つ、強い。

「は、はい・・・」

 簡単に止められちゃうなんて、自信なくしちゃうな・・・修行もっと積まないと。

「シンジ、そういうわけだからいってらっしゃい」

「そういうわけって、どんなわけだよ?」

 アタシも知りたいわ、そういうわけって何?

「ひみつ、ほら早く準備をしないと時間が過ぎちゃうわよ」

「わ、わかったよ」

 ・・・ひみつっておばさまもわかってないんじゃないかしら。でも良かったシンジが行く準備をしてくれたわ。

 

 

「お待たせ〜〜」

 男の子は着替えるのが早いわね、五分も掛かってないわ。アタシなんか倍以上掛かっちゃう。

「じゃあ行きましょう」

「うん」

 玄関に向かうアタシとシンジ、そういえばこれって今年初めてのデ〜トじゃないかしら、バカシンジはデ〜トと思ってないけどね。

「行ってきま〜〜〜す」

「おばさま、行ってきます」

「はい、行ってらっしゃい」

 おばさまに見送られて買物へGO〜〜!買いまくるわよ〜〜〜〜〜!


 初めましてjun16です<_>この度はイプシロンさんのHPに投稿させてもらいました。

 設定は一応、学園ものなので、使徒は出てこなくて春夏秋冬があります。シンジ君とアスカちゃんが幼馴染、定番ですね。

 定番尽くしでほのぼのです。

 それでは〜〜(^^)


どうもですjun16さん投稿ありがとうございます。アスカちゃんすごいですね。

言いよる男を消す技を開発しているとは・・・・しかしユイさんに片手で受け止められるなんて(笑)

やはりEVAキャラでもっとも最強なのはユイさんじゃないかな〜っておもっちゃいますね〜。

ほのぼのしてて良い感じです。でもシンジは相変わらず女心をわかってませんね〜。

アスカちゃんも大変そうです。

楽しく読んだ後はjun16さんに感想を出しましょう。jun16さんのHP「jun16 Factory」にも行ってみてください。
感想はなるべく書いて出しましょう。そうすれば作者の方々の創作意欲がわき、もっと素晴らしい作品がよめます。