第4章 対面と別れ
新大阪駅で関東から来た人を一人乗せ、
故人の家へ
実は、関東から来た人、そして故人も顔を見たことも無い友人であり、
ネットを介して知り合った関係なのです
ただ、知り合って1年半も経ち、年も同じぐらいで、何度も会話した仲でした。
そして突然の死、普通ならネットでの知り合い程度では死んだことすら伝わらないわけですけど、縁があってすぐに伝わりました。
せめて最後ぐらい顔を見ておきたいと想い。
大阪に来たわけです。
事前に遺族に連絡も取り、
大阪の中心部から程なくして、故人の家に到着。
家の前の車を見て、
生前自慢していた故人の車だとわかりました。
お母さんと妹さんに出迎えられました。
連絡してたとはいえ、見ず知らずの人ばかりなので、皆ソワソワしてました。
そして、すぐに遺影の前に、
すぐ傍にCDラジカセが置いてあり、故人が好きだったのだろう「B’z」が延々と流れ、
遺影の写真は履歴書用に撮ったものなのか、綺麗な写真がありました。
近くには小さい頃からこれまでの写真が多く飾られておりました。
写真や音楽、お供え物を見て、
趣味や好物、人柄などを感じることができました。
そして、お母さんの話。
話好きそうな関西の人らしく、
約2時間ほど、死んだ息子の話を聞きました。
「どうして〜」
「なんで〜」
「これが天命なの〜」
を繰り返しながら、
時折、涙ぐむお母さん。
直接的な死因も不明で、風呂場での突然死、
初めて死亡診断書も見せてもらいました。
納得もできないし、悔やみきれない、そんなお母さんの気持ちが十分に伝わってきました。