〇「しなやかな発想」とは、変化に柔軟に対応すること

〇「勇気ある決断」とは、児童生徒や教職員のためになることは取り入れ、そうでないことはやめること

〇「覚悟を伴う実践」とは、最終的な責任は校長がとるという決意を教職員に示し、教職員が各々の力を存分に発揮できるようにすること

会 長 挨 拶「県校長会への思い」

第53代 長崎県校長会 会長 種吉 信二
(長崎市立長崎中学校長)

 

学校は、教職員、児童生徒、保護者が将来への夢や希望を語り合う場であってほしい。

学校は、解決が難しいことにも勇気をもって挑戦することを通して、子供たちが未来を切り開くために必要な資質・能力を高める場であってほしい。

学校は、地域課題の解決に向けて、ともに考え、汗を流し、互いを高め合う場であってほしい。・・・・

すべての校長は、このような望みを抱きつつ、日々奮闘努力を重ね学校運営に携わっている。

一方、学校教育への過度な期待、不祥事のたびに高まる学校への不信感、さらに次々と出される教育施策の前に不安や焦りといったストレスを抱える校長も少なくないだろう。自校の現状と課題を把握し、課題解決に向けて学校全体で取組を重ね、そして、児童生徒の学校生活や学習における満足度を高めることが保護者、地域からの信頼を得ることにつながるとともに、教職員のやりがいを高め、冒頭に記した校長の望みをかなえることにつながると思う。

解決が難しい難問ともいえる課題を抱えるこれからの社会を担う子供たちは社会の宝であり、また希望でもある。教育には子供たちを、そしてさらには社会を変える力がある。この崇高な営みに関われることを誇りに思い校長職を全うしたい。

そこで、令和6年度の長崎県校長会スローガンを次のように考えた。


令和6年度スローガン

「しなやかな発想、勇気ある決断、覚悟ある実践」



















 

このことを行っていくためには、確かな情報収集を行うこと、適切に判断するための視座を高くすること及び気軽に悩みを相談できる関係性を築くことが大切である。長崎県校長会は専門部会の活動と次年度の平戸・松浦・北松大会への取組を確実に進めることを通じて各校長の力量を高めていく組織でありたいと願う。

令和6年5月 長崎県校長会長 種吉信二

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