南阿蘇めぐり(2011.7.18)

昨日に続いて、南阿蘇を散策することにした。
まだ行ったことがない場所を中心に回ることに。

ここは、南阿蘇鉄道・阿蘇下田城ふれあい温泉駅。
受付のおじさんが、足を机の上に乗せてテレビを見ていた。
そんな姿を観光客が見たら、印象が悪くなる。
よくテレビでも取り上げられているんだから、ちゃんとしないと・・・

ここには、名前のとおり、駅に温泉場がある。

駅のホームからの風景。

台風が接近していることもあって、天気が良くない。

場所が変わって、寺坂水源。

南阿蘇鉄道の鉄橋の真下に湧く水源として有名だ。

裏手に、お寺がある。

こんこんと湧き出ている。

祠があった。

これまで、寺坂水源の周りを意識して見たことがなかった。
いろいろあるもんだ・・・

正教寺。

寺坂水源は、この寺の御手洗水として使われていた。
また、農作物の洗浄にも使われていたそうだ。

寺坂水源の近くには、駐車場が出来ていた。
大学時代に訪れた際は、なかった。
便利になったものだ。

休んでいたら、トロッコ列車がやってきた。
初めてのトロッコ列車。
たくさんの家族連れが乗っていた。
いつかゆっくりと乗ってみたいものだ。

次に向かったのは、湧沢津水源。
天気がどんどん悪くなってきた・・・

湧沢津水源。

大学時代に来た以来だが、面影が全くない。

こんなところだったかなぁ・・・

ここも駐車場完備。
あまり観光地化するのもどうか・・・
風情が無くなっている。

次は、吉田城御献上汲場へ。

先客がいて、せっせと水を汲んでいた。

ここに来たのは、初めて。
整備しすぎという感もあり・・・
ちゃんと駐車場もある。

トロッコ列車がやってきた。
寺坂水源に続き、ここでも停車して説明を受けていた。

終点・高森駅。

可愛い駅舎だ。

駅前には、SLが展示されている。
実は、鉄道には一切興味なし。

先ほどのトロッコ列車。

高森駅前。
あまり栄えていないかな・・・

高森町観光交流センター。
観光協会が入っている。
ここで観光の情報を集めると良い。

高森の町中へ。
右の建物は、山村酒造。

れいざんで有名な山村酒造。
中の見学は出来なかった。

何か買おうかなと思ったが、受付のお姉さんの応対が悪かったので、買わなかった。
れいざんは美味しいのに、もったいない・・・
酒蔵見学くらいできれば、高森町のまちあるきの中心になるだろうに・・・

町並みが良い感じ。

シューズ後藤又兵衛とは・・・!?

観光協会で教えてもらった味噌醤油蔵。
残念ながら、開いてなかった。

観光協会もちゃんと営業時間くらい把握しておかないと・・・

雨がひどくなってきたので、戻ることにした。
黒い建物は、旅館とのこと。

町並みが良いだけに、どこか寄れる場所が欲しいところ。
まちあるきが出来れば、高森駅を中心にトロッコ列車の楽しみも増えるだろうに。

から揚げ屋さんを発見。
お腹が空いていたので、から揚げを購入。

美味しかった。
もっと買えば良かった。

高森町には、草部吉見神社や高森殿の大杉など、まだまだ見どころがいっぱい。
今度、天気良い日に訪れることにしよう。

ここは、竹崎水源近く。
大学時代に行って、かなり良かったという記憶があるので、寄ってみることに。
しかし、案内標識もなく、場所が分からず・・・
どうにか到着したものの、駐車場もなく歩いて行かなければならず、今回は断念。
水源は、このように整備していない方が良い。
誰もが訪れては、景観も自然も損なわれてしまう。
無理に整備する必要はない。

次に訪れたのは、あそ望の郷くぎの。

駐車場の片隅に、孝女白菊の像があった。
「阿蘇の山里、秋ふけて・・・」で始まる西南戦争で行方不明になった父を慕う孝女の物語。

この物語詩は、ドイツ語や英語にも訳されて、世界的に有名になったとのこと。
熊本でも、もっと知られても良い話かもしれない。

あそ望の郷くぎのは、とにかく広い。
ドッグランをやっていた。

ここに来たのは、初めて。
今まで来なかったのが、不思議なくらい。

物産販売所も綺麗だし、これから頻繁に利用しようかな。

ばあさんの像があった。
ただの田舎じゃなかよっていうポスターに載っている人がモデルだろうか・・・

ここは広々して、ホント気持ちが良い。

近くにあるパン屋さん。
佐賀や久留米など他県ナンバーがたくさん来ていた。

最後に、地獄温泉・垂玉温泉へ。
近くにある「和音茶房じゃば」には、1〜2回行ったことがあるが、そこまで。

比較的有名な温泉だが、行くのは今回が初めて。
狭い道を上がっていくと、垂玉温泉、そして、地獄温泉が現れる。

まずは、上にある地獄温泉・清風荘へ。
ここには、混浴のにごり湯である「すずめ湯」がある。

200年以上の歴史を持つ湯治場。
建物も風情があって、かなり良い。

和の空間のようだが、本格的なフランス料理を食べることもできる。
一度、宿泊して堪能したいものだ。

次に、垂玉温泉へ。
これは、金龍の滝。
滝の下には、露天風呂がある。

「五足の靴」の碑。
北原白秋や吉井勇は、ここにも来ておったか・・・

垂玉温泉・山口旅館
江戸時代から続く温泉宿とのこと。

シーボルトも記録を残し、徳富蘇峰も訪れたという。
今も秘湯の宿として有名である。

ちょっと中を見せてもらったのだが、とても応対が良かった。

山口旅館の全景。
崖にへばりつくように、いろんな施設が建てられている。
大雨の時は、怖そう・・・

長崎に帰ったら、ここに泊まりに来よう。
途中の道は狭いが、長崎の細道と比べたら大したことはない。
地獄温泉にするか、垂玉温泉にするか、悩むところ。
どっちにしようかな・・・

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