長崎「新幹線」中止の会が抗議 2011/10/3
10月3日、長崎新幹線建設期成会(会長・中村法道知事)が九州新幹線西九州ルート建設推進のために、過去最大規模の総決起大会を開きました。
平日昼間、この集会に、自治体職員約800人を動員する動きに対して、長崎「新幹線」中止の会は、長崎県に対して強く抗議し、動員中止と長崎「新幹線」推進をやめることを求めました。
同会は同日、県に対し新幹線総決起大会に自治体職員を動員したことに抗議の申し入れを、日本共産党の堀江ひとみ県議も同席しておこないました。
(申入れ文)
「県民の会」代表の大石久仁子さんは「自治体職員の多くは期成会の会員ではなく、大会動員を公務より優先するやり方は、原発をめぐる『やらせ』と同じ」と指摘しました。
県担当者は「大会は2時間程度で公務に支障は出ない。新幹線は県の発展に必要」などと釈明しましたが、大石さんらは「どのように発展するのかも言わず、『新幹線神話』を振りまかないでほしい」と抗議しました。