九州新幹線西九州ルート(長崎「新幹線」)工事計画    戻る
 建交労本部から紹介された資料・雑誌日経コンストラクション」4月25日付に掲載された長崎ルートの計画を掲載します。

 工区45kmの半分がトンネル工事で、7つのトンネル工事がおこなわれます。中には財源問題が未解決の部分もあります。


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西九州ルート工事計画書(ここをクリック)

 この計画を見ればゼネコンのための工事だと言うことがはっきりします。建交労はトンネルじん肺根絶の運動を進めてきたこともあり、今後現場の労働者がじん肺にかからないような対策も求めなければなりません。

 今まで、国とゼネコンは公金(税金)で発注されたトンネル工事で莫大な儲けを得てきました。元請ゼネコンが下請けに請け負い単価競争をさせるので、そのしわ寄せが現場労働者の長時間過密労働(出来高払い)になり、安全対策や防塵対策も置き去りにされ、大量のじん肺患者を生み出してきたのです。

 建交労は、じん肺が発生しない対策を、発注した国に求めて裁判を行ってきましたが、昨年6月合意し、労働時間の短縮を含めた防塵対策を勝ち取りました。

 その資料も添付します。(下記をクリックしてください)

(1)(トンネルじん肺防止等に関する合意書

(2)(粉じん傷害防止規則等一部を改正する省令の施工について
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