長崎新幹線は本当に新幹線なの?      戻る

  新幹線とは
   
 
◆新幹線とは、全国新幹線鉄道整備法に基づいて建設される、高速で安全に走行する鉄道です。(この法律は1970年に制定され、最終改正は2002年)
 「新幹線とは何か」−「
主たる区間を列車が時速200km以上のスピードで走行できる幹線鉄道」を新幹線と定義している。 
   
 
◆新幹線の路線・軌道設備は
 路線は、在来線と
別ルートで新規に建設した線路設備をもちいる。
 軌間は
標準軌(広軌)143.5cmを用いる。
 カーブにおける曲率半径を大きくする。山陽新幹線以降に建設された各線は時速300kmで走れるように、半径4km以上になっている。
 
   
  ◆事故防止のための設計
 踏切は一切つくらない(踏切は立体交差)、線路内に立ち入れない様にする。通過駅には安全柵をもうけるなど。
   
       

   長崎「新幹線」は  新幹線もどき(擬き)    
 
 ◆
フリーゲージトレインは実験中で未完成。時速200KM以上で安全に走れるかどうかは不明。
  
長崎−諫早間と武雄−鳥栖間は、JR在来線のために、時速130キロどまりである。
  「主たる区間を200KM以上」ということは成り立たない。
   
 
◆新規に別ルートでつくるのは、武雄−諫早間だけ。それも狭軌の線路を敷設することになっている。 
  カーブにおける曲率半径の基準も、在来線だから当てはまらない。
   
  ◆事故防止のための設計も、在来線では当然ありえない。
 
   
  ◆在来線を走って、新幹線ということはありえない。
  
かもめを改良した「スーパー特急」でしかありえない。
  
フリーゲージトレインを導入しても、新幹線にはなりえない。