編集を終えて

 

「奉仕の理想探求語録」編集を終えて

            2001−02年度 雑誌委員会 委員長 松林政寛

 

まだ入会まもなく、ロータリーの何たるかを殆ど勉強出来ていなかった私が、突然の

委員長拝命、本当に困惑した。

しかし「ロータリーにはNOはないよ」との先輩諸氏からの指導もあり、緊張感に

みなぎる思いで、頑張ることとした。

さて、雑誌委員会、何をすればいいのか、思案にくれていろんな方に打診したが、

なかなか名案も浮かばず、しかし任命された以上、なにか記憶に残るような仕事を

したい、ということもあり、自分と同じようにまだロータリーの本質をよく知らない

新人ロータリアンの学習資料にもなり、そしてロータリアンとして我々がどうあるべき

かを示唆できる行動指針をこの際まとめてみようと思い立った。

 なにせ「ロータリーの友」も手元には1年分しかない。

同じ委員会メンバーの河本さんにお願いしてとりあえず5年分の「ロータリーの友」を

お借りし、時間を見て少しずつ読んでいった。

読むうちに、すこしずつ「ああ、こんなことか、なるほど」とロータリアンの目指すべき

指針が暗示されてゆく。

そしてもっとも感動する事はやはり「ロータリアンは最高の人たちの集まりである」と

いう実感である。素晴らしい人が多い。

会うことは出来なくても、その人の生き方を書き物から伺い知ることが出来る。

「友」を読むことでそんな素晴らしい出会いができる。

もう次回の「友」が来るのが待ち遠しくなる。そんな現在の心境になった。

本当に会長に感謝したい。

ずぶの素人の私にこのような感動の1年間を与えていただいたことに。

 この「奉仕の理想探求語録」は最初の就任挨拶でも述べたように、クラブみんなで

まとめて作り上げたい、というのが私の思いでした。

とりあえず1年間、私なりに50編の素晴らしい記事を取り上げ、語録としてまとめて

みましたが、これで終わりにするのでなく、こんな記事もあった、もっと感動的な記事も

ある、素晴らしいので是非これも載せよう、というものを今後皆さんに出していただき、

当クラブの「座右の書」に仕上がることを心より祈っています。

                          平成14年4月の雑誌月間に