奉仕の理想探求語録 第 2号
長崎東ロータリークラブ 雑誌委員会
一業一人について
(入門書より)
ポールハリスは自分の作ったシカゴクラブの例会に出席すると「童心に帰る」ことができると
いっておりました。
ある先輩は例会の一時間は「神様になる時間でもある」ともいわれました。
この「童心」「神様」というのは人間が本来の姿に戻って善意が充分に発揮される状態を
意味するのであります。
ではなぜ例会に出席し、同志にあうと童心に帰り、神様になれるのでしょうか。
それはロータリーの例会には競争者がいないからです。
警戒する人物もいないからです。
一業一人という仕組みによって同業者も、目上も、家来も子分もいないのです。
みんな平等であり、しかも信用できる人ばかりの集まりだからです。
競争心も警戒心もなくなったとき、人間はその本性を取り戻し、善意が溢れて来るのです。
例会について
(友2000−6号 鎌倉中央 都筑さん)
当クラブはピアノの生演奏でソングリーダーがタクトを振る。
食事中の歓談に調和し、名演奏に聴き惚れる。シーズンにマッチしたメロディーが流れ、
気分が引き立つ。
誕生日、結婚記念日、会員のおめでた、叙勲まで祝福のメロディーは一層印象深くなる。
感激した会員がこれぞロータリー、これぞ心の友達、今日の感激は一生忘れないと、
ピアニストに感謝の言葉を贈る姿は名シーンである。