奉仕の理想探求語録     第30号

        長崎東ロータリークラブ 雑誌委員会        

 

 

「友」を読んで        (友1997−12号  飯田  神藤偉司)

本年8月から月1回、10ヶ月にわたり、週報に「友を読んで」の感想文コーナーを設け、

5大委員会から2人ずつ、交代で執筆して貰うことにした。

以下はその一例である。

 

生き方の中に幸せを見つけたい     新世代活動委員会  杉本 進

 

7月号縦組スピーチ、千葉茂樹氏の「ひとりの愛からいのちの連帯へ」を読みました。

千葉氏の息子さんの友達が白血病と壮絶な闘いの末、9歳という若さで他界したこと、

その記録をご両親が「父と母の白血病闘病記―悠君ごめんね」という本にまとめ刊行。

その前に千葉氏の脚本でテレビドラマ化して放映された事実をもとに、人間が生きると

いうことはどういうことか、奉仕とは何か、を熱く語っている。(中略)

骨髄液提供者・ドナーの心と患者の関係、愛にかかわる気持ちの問題、愛に生きた

マザーテレサの言葉などが載っている。(中略)

骨髄バンクではドナーも患者もお互いの名前は名乗らないことになっている。

この精神がロータリーの奉仕の理想、見返りを求めない奉仕、仏教の教え「布施」に

つながるものと思います。

生き方の中に幸せを見つけ、そのまま喜びであるという生き方、そんな人生に少しでも

近づけるよう、これからも努力しつつ生きたいと思います。