奉仕の理想探求語録 第40号
長崎東ロータリークラブ 雑誌委員会
特集“ロータリーに魅せられて”入会の動機と奉仕の継続
クラブ行事への「没頭」が新入会員を救う
(ロータリアン誌2001−12号 リチャード・フランダース(36才))
1992年にフランダースが「Kng,King and King法律事務所」の一員になったとき、
彼はそれほどロータリーが重要であるとは感じていませんでしたが、それが彼の人生の
一部になるのに時間はそんなにかかりませんでした。
おそらく、それは職場のシニア・パートナーの影響でしょう。
「私の上司は幸運にも国際ロータリーの会長なのです」と彼は誇らしげに、
リチャード・D・キングRI会長の名前を挙げました。
「私が今の事務所で働き始めたとき、私たちはロータリーについて語り合いました。
それはこの組織を支えている基本理念、規約、定款、そしてロータリー会員の恩恵などに
ついてでした」
ロータリーの価値を確信したフランダースは、まもなくサンラモン・バレーRCに入会
しました。(実は高校時代、彼はロータリーの奨学生でした)
当時、彼は29才で「入会した頃は自分が場違いのところにいるような気がしました。
但し、クラブ行事に没頭し出したらすべてのことが変わってきました」
フランダースによると、この「没頭法」は新会員を誰でも、生涯に渉る献身的な
ロータリアンに変えてしまうそうです。
「ひとたび入会に至ったら、すぐに彼らを同化させ、また活動させる必要があります。
そうすればあとのことは自然と片づいて行くはずです」
過去4年の間、サンラモン・バレーRCは第5160地区の「優秀小クラブ賞」を受賞
しています。
すでに新会員を4人スポンサーしているフランダースによると、その人の生き方を
変えたりするプロジェクトや、交換プログラムを広報する事が、若年層のロータリアンを
引きつけるカギとなるそうです。
フランダースは言います。「研究グループ交換(GSE)は若年層の専門職業人たちに
ロータリーを勧める一助になっており、彼らが未来のロータリアンになることを願っています。
会員は私たちの組織の活力源なのです。
キングRI会長が言及しているように、私たちの組織が生き残るためには若い会員が必要
なのです。―そのときが今なのです。また、そのクラブに良質の会員がより多くいるほど、
ロータリーで経験する事も豊になっていきます」 と。
「私はロータリーを通じて多くの親友を作りました。私はすでに、自分の貢献以上のものを
ロータリーから与えられています」
(米国カルフォルニア州サンラモン・バレーRC会長)