長崎歴史文化協会で講演、演奏
平成24年5月7日、越中先生のお声掛かりで、歴史文化協会で講演演奏をいたしました。
テーマは「私と聖福寺」、長崎松寿軒と聖福寺のかかわりを尺八家としての目線で解説しました。
講演に先立ち、挨拶をされる越中先生、後のパネルは魏之炎洞簫吹奏図と渡邊秀石の唐人管弦図など
熱心に講義する私、板倉重宗や重昌、春日の局の名が見える。
そして聖福寺にまつわる曲を演奏、
さだまさしの「解夏」のテーマ曲「たいせつなひと」を、隠元さんの表5孔洞簫で
市川森一さんの最後の作品となった「蝶々さん」から「ある晴れた日に」を、二胡で
ほかに市川森一さんの「夢暦・長崎奉行」から、遠山の金さんが吹いた「牧歌」
東儀秀樹が唐僧鑑真を讃えて作曲した「蒼き海の道」を、二胡と聖徳太子の洞簫で
坂本龍馬が愛した月琴を少々、「龍馬伝」のラストシーンで演奏された「算命曲」
月琴曲から生まれた長崎の古謡「あっかとバイ」と「でんでらりゅう」などの話を
織り交ぜながら、60分の演奏を終えました。