セグロカモメのまとめ
セグロカモメは亜種が多く、識別がとても難しいです。
何枚も何枚も資料を収集し、修正を重ねながら、
識別ができるように研鑽しようと思いますが、、さて、
普通のセグロカモメ、大型のカモメで一番多い。55〜67cm、脚はピンク、嘴の下に赤斑がある。眼瞼が赤いのが特徴、
小型で多いウミネコは斑が黒と赤。
オオセグロカモメ、55〜67cm、背中の色がセグロより濃いのが特徴。脚はピンク、
嘴の下に赤斑がある。近辺では比較的少ない。
キアシセグロ、58〜68cm、脚は黄色なのがキアシというのではない。脚は淡いピンク色、繁殖期に黄色になる個体もある。
キアシセグロの中で東アジアで繁殖するものがモンゴルカモメ、セグロカモメより少し大きい。
頭が真っ白なのが特徴、背中の羽色はセグロより幾分淡色、嘴の赤斑に黒斑も交じることもある、
脚は淡いピンク、春の繁殖期には黄色になる個体もある。
この個体が最初にベテランバーダーから、大授搦で「モンゴルカモメですよ」と教えられた個体、
カナダカモメは一回り小さい、56〜63センチ、背中の羽色がセグロより薄い、華奢な感じ
アメリカセグロカモメ、きわめて少ない。虹彩が淡黄白色、眼瞼もピンクでなく淡黄なのが特徴、頭頂は平、もやもや斑あり、
下嘴に小さな黒斑が混じる個体が多い。脚は淡いピンク
それらしき個体をアップしますが、確信はもてません。
ニシセグロカモメ(ホイグリンカモメ L.f.heuglini))は背中の羽色がウミネコ並みに濃い、53〜70cm
白い頭の後頸部に斑が集中している。嘴の赤斑が上嘴まで広がっており、黒斑も交じることが、
ホイグリンカモメと類似種で、ステップカモメ(Larus fuscus barabensisu)というのがいるらしいが、ややこしい、
ホイグリンカモメの中で、換羽が早く、頭の白いタイプと考えておけばいい。
セグロカモメとホイグリンカモメの雑種個体がタイミルセグロカモメ(L.f.taimyrensis)とされている。
個体差は様々、後頸に斑、夏羽は白い。
嘴の赤斑がセグロより大きく、上嘴まで及ぶ。黒斑も交じることが、脚は黄色から淡いピンクまでいろいろ、