城山憲法九条の会

 城山憲法九条の会は2月18日、友愛社会館幼稚園(長崎市富士見町)において、2月例会を開催しました。今回は「映画日本国憲法」を昨年10月につづいて2回目の上映をしました。

 
小崎清信牧師があいさつ

 開会のあいさつを小崎清信牧師がおこないました。小崎氏は夫人が在日コリアンであると述べて、在日コリアンの教会で牧師をしていた経験を話し、国際的友好を強調しました。また、創価学会創立者の牧口常三郎氏の遠縁にあたる人でクリスチャンの親友を紹介し、彼の詩を朗読しました。そして平和と国際協力のために、憲法九条を守ることが大事であり、「映画日本国憲法」を見て考えてほしいよびかけました。

 映画の上映に続いて意見を述べ合い懇談をおこないました。幼稚園の先生は、子どもたちが卒園するまえに必ず原爆資料館を見せることにしていると述べて、平和を考える何かの契機になっているように思うと発言しました。また、小学校、高校の先生も自らの経験を踏まえて、平和について語ることが大事だと発言しました。

あいさつする小崎牧師

 吉田次雄さんは10数年間夏に幼稚園、保育園、学童保育などを対象に、平和映画会を取り組んでおり、昨年は250人が参加したことを紹介し、大人が子どもたちに原爆や平和のことを語り継いでいくことが大事だと強調しました。

 最後に、楠田穣・世話人<歯科医師)が、この間の城山憲法九条の会の活動を紹介し、「会」への賛同と協力を訴えました。

2006.02.18.

 映画会と懇談会を開催