城山憲法9条の会
ドイツ背年が語る「夏の集い」

ゲオルグ・フライゼさん

演奏する園田鉄美さん

 城山憲法九条の会は、7月4日城山カトリック教会で、「夏の集い」を開催し、20歳のドイツ青年・ゲオルグ・フライゼさんのスピーチを聞きました。40人余が参加。
 彼は19歳で兵役義務を拒否し、良心的兵役拒否代替役務として、1年間長崎で奉仕活動に従事している青年です。

 スピーチの題は、「ドイツと日本の歴史教育ー記憶と無視の文化」。ヨーロッパとアジアで侵略戦争の歴史を共有したドイツよ日本。戦後、戦争の課外と被害をどう記憶し、あるいは無視したか・・・ドイツでは初等教育時からあらゆる教科にわたってナチ、ホロコーストなど、加害の歴史を徹底して学ぶ。日本は? 南京虐殺一つとってもちゃんと教えられていない。違いの根っこは何なのか。「平和」に安住(?)している私たちに重い課題を投げかけました。

 また、彼のスピーチの前に、園田鉄美さんと友人たちのうたごえが参加者を魅了しました。
 嬉しい驚きは9人の女子大学生が最前列でメモを取りながら熱心にスピーチを聞きいっていたことと初めて参加者もかなり見受けられ、輪の広がりを実感しました。
 帰り際に、カンパに応えていく人や、賛同者が手作りしたアームバンド、スカーフ留め、ロープ人形なども購入していただきました。

2009/7/4