久野 信 の 本


子育ては、言ってみれば、「未知との遭遇」の連続です。
そこで経験することは常に「初体験」のことばかり。毎日が「五里霧中」です。子どもが ― とくに最初の子どもが生まれるとわかったときから、「日常生活の冒険」が始まります。
しかも、子供は日々成長していきますから、昨日まででようやく慣れたと思ったことが、今日になったらまた様子が違っている…
二人目、三人目の子供だって安心はできません。同じ親から生まれたはずなのに、それぞれが全く違う個性をもった存在です。上の子を育てた経験が役に立つことは確かに多いですが、そうはいかないこと、「こんなはずではなかったのに」とうろたえることもしばしばです。
子育て真っ最中、日々「悪戦苦闘」しているお母さん・お父さんに、久野信の本を推薦します。ヒントになることがたくさんあるはずです。
久野 信(くの・まこと)― 1930年生まれ、1957年カトリックの洗礼を受ける、2005帰天
公立・私立高等学校教諭、東海大学第四高等学校教諭、東海大学教育研究研究所専任講師、北海道東海大学専任講師・カウンセリング室長、札幌市青少年育成委員会副会長、札幌市健全育成推進会会長などを歴任
「親業」(P・E・T)インストラクター、全日本学生相談学会会員、日本カウンセリング協会認定カウンセラー、登校拒否児の会・親の会「ひまわり」「巣立ちの会」代表、北海道教育カウンセリングセンター代表、他、数々の教育関連活動に従事