カトリック教会の社会教説



 カトリック教会の社会教説とは、社会に生きる人間が直面するさまざまな問題--政治的、文化的、経済的、社会的な問題--を取り上げ、教会の信仰と教義にてらしながら、それらの問題をどうとらえるべきか、また問題の解決に向かってどのように取り組むべきかを示したものです。社会教説の端緒となったのは、1891年、レオ13世教皇による回勅『レールム・ノヴァールム』でした。それから1世紀以上にわたり、教会はその時々の課題に対し、教会の見解を発表し続けています。
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