2004 OCTOBER
10/6TUE

オヒサです。
きのう、大阪から帰ってきました。
高速バスでの2泊も数えると、6泊7日。溶接における、超音波を用いた非破壊検査の講習会でした。
出発前はワタシの脳味噌レベルではたして理解できるのか、かなり不安で「???」状態だったのですが、内容タップリの講習会はとても充実していて、新しい人との出逢いもあり、かなり刺激的なオオサカ・デイズとなりました。

ひとつ驚いたことは、長崎でもあちこちで配布されている『ホットペーパー』が、電話帳のように厚かったことです。
オオサカ・デイズについては、また後日。

イナバさん、その節は本当にお世話になりました。
おかげで、楽しく充実した時間を過ごす事ができました。
レベル2の講習、頑張ってください。フフフッ・・・
では、2月にまたお会いしましょう。
次回は前日にオオサカ入りする予定ですので、どこぞの小料理屋でも予約しておいてください。
あと、カレーうどんの謎も解かないと・・・

久しぶりの長崎は、すっかり秋めいていて
見慣れたはずの街が、なんだか新鮮に映りました・・・


10/8FRI

バドミントン仲間です。男ばかりです・・・
中央、以前カート場で“天才少年”であることが発覚した谷川クンの姿も見えます。ちなみに谷川クンはこのグループのキャプテンを務めており、職権は体育館の鍵開け、
ネットはり、シャトル調達、場の雰囲気を和ませる事など
多岐にわたります。
毎回、「今日で解散総辞職します。」と言っています。
どうせ全員一致で、また選任されるのに・・・

先日、そのキャプテンとペアでゲーム中、後から思いっきりシャトルをわき腹(豚バラ)に当てられました。
「アイタ〜っ」と振り返ると、キャプテンはゲラゲラと笑いころげていました・・・

この連中、最近しょっちゅうワタシをからかってきます。
左端の田中クンなんか、オオサカ土産のお菓子に「オレのキライなやつだ。」と、いちゃもんをつけ「こんなん食べたらのどが渇く。」と飲み物までたかってくるし・・・
まったく、誰に似たんだか・・・
半年でこれだもの、先が思いやられます。


10/9SAT
オオサカ・デイズ 『旅立編』

カンの鋭いアナタはもうお気づきでしょうが、
タイトルは“オレンヂ・デイズ”にかけています・・・
そんなんは、どうでもいいのです。

高速バスに乗るのは今回が初めてでした。
オオサカまでは10時間。大きなバスの窓から眺める長崎の街はなんだか知らない街のように見えました。
しかし、そんなセンチメンタルな気分に浸れたのも大村まででした。大村インターから乗ってきたオヤジはワタシの前の席に座るなり、シートをフルリクライニング・・・
不意を付かれたワタシはどうすることも出来ず、見事に成功したドミノのような状態のまま、前の背もたれの上からのぞいているオヤジのハゲアタマを眺めながら、殆ど身動きもできずにオオサカまで行く羽目に・・・
しかも途中スンゴイ渋滞で12時間もかかりました。
あれは拷問以外なにものでもありません。しかも、かなりレベルが高い・・・もしも、ハゲではなく綺麗なお姉さんで、プ〜ンとイイ香りでも漂ってくるのなら、江戸・・いえいえ、蝦夷までだってOKなんですけどね。

2時間遅れでオオサカに到着。あと数分で講習が始まってしまいます。TAXIに飛び乗り「ここまでお願いします!」と運転手さんに地図を渡しました。一瞬、リュック・ベッソンの“TAXI”の主人公を想像したのですが、現実の運転手さんはオオサカの人ではなかったらしく、車を道路の端に停め、持参の“大阪地図”を広げ始めました。「・・・。」
結局、30分程遅れて会場入りとなりました。
講習を聞き始めてしばらくすると、「これから実習を行いますので、2人組になってください。」との指示が。
そのときワタシの横に座られたのが“イナバ”さんです。
この偶然が今回のオオサカ・デイズで一番の幸運でした。

その幸運については、次回の『出会い編』で・・・


Photoは、若き日のチェ・ゲバラの冒険、1万キロ以上にも及ぶ南米の旅を描いたロードムービー『モーターサイクル・ダイアリーズ』。
久し振りに、観てみたいと思う作品です。


10/11MON
オオサカ・デイズ 『出会い編』

Photo中央に鎮座いたしますのが超音波探傷器。
つんと澄ましたスクエアなフェイスがとてもクールです。
今回のオオサカ・デイズ、そんなスクエアな彼との出会いは、
まさに運命でした。
ぢゃなくて・・・
このスクエア君を仲介役として、二人一組となり、
ワタシの隣に座られた“イナバさん”。 
この方との出会いこそが幸運の始まりでした。
いわば、スクエア君は恋のキューピッドなのです。えっ、恋・・・?

一人で講習会に参加されていた“イナバさん”は、ステンレスで「物置」を作る会社・・・ではなく、「パイプ」を作る会社にお勤めで、会社の命により超音波探傷試験のライセンスを取得されるとのこと。「絶対合格」の4文字がその肩に重くのしかかっているのです。ワタシの場合、自腹参加のため「ムダ金にはしたくない。」というセコい気持ちだけです・・・

その“イナバさん”、初めて隣に座ったその横顔をチラリとみると、ワタシとよく似た細面。物静かで落ち着いた雰囲気もワタシにそっくりで、とても優しそう。ワタシより2つ、3つ年上で、かなりアタマ良さそう・・・というのがファーストインプレッション。実際には5つ下でしたけど・・・。

しかしアタマの良さは予想通りでした。
PT、いわゆる浸透探傷検査レベル2(解説は割愛)のライセンスもお持ちで、互いにスクエア君とは初対面にもかかわらず、配られた資料をチラホラと眺めるだけでサクサクと理解されておりました。
ちなみにワタシにはハードルが高すぎて、何度も耳から煙が出そうになりました。そんな田舎者の悪戦苦闘を察したイナバさん、ひとつひとつ丁寧に説明してくれ、ワタシの質問にも嫌な顔ひとつせずに答えてくれました。
どうです、優しい方でしょ?
「絶対、この人から離れない!!」と心に誓ったことは言わずもがなです・・
一旦調整したら、あとは触れてはいけないダイヤルを何も考えずにグリングリン回したときも「それは触ってはいけませんね・・」と優しく教えてくれました。にもかかわらずワタシは「触る前に教えてください!」と突っ込んでしまいましたが・・。

そんなこんながありながら、仕事のことや趣味など色んな話をするようになりました。ちなみにイナバさんは「MAZDA RX−15」に乗っておられるそうです。つまり、RX−7とRX−8の2台です。
どちらかスタ蔵と交換しません?
2日目からは昼、夜と一緒に食事するようになり、おかげで「どん兵衛三昧」を見事回避、楽しい時間を過ごす事ができました。
“明石焼き”旨かったですね。半分以上イナバさんに奪われたけど・・・
パソコンを持ってこられていたイナバさんに2日目、当HPのアドレスをお教えしました。多分、その夜「INAGEN」を見られたのでしょう、3日目の朝から、イナバさんのワタシを見る目が半笑いになってましたから・・

そのイナバさん、今日からまたオオサカ入りしているそうです。
恐らく、前回よりレベルの高い講習を受けられているはずです。

“がんばれ、ショウちゃん !! 油まみれになりながら・・

言い忘れてましたが、イナバさんは「オ・ト・コ」です。


10/11MON -afternoon-

HPを更新した後、「ステンレス溶接の試験も近いことだし、勉強すっか・・」と机に向かったのですが
窓の向こうは抜けるような秋の空。あっけなく誘惑に負けて、またも出掛けました、ドライブに・・・
今回は国道202を三重から外海町、大瀬戸町、西海町を抜け大島大橋を渡り、崎戸町の先端、崎戸島まで。
とても良い天気で超快適ドライブでしたよん。

@夕陽丘外海パーキングエリアからの眺め。最高っす!

A海がギラギラ輝いてました。地球の丸さがなんとなく・・

Bこの日ついに14万kmをマーク。スタ蔵に拍手(パチパチ)

C「♪今はもう秋、誰もいない海〜」雪浦海水浴場。
  ビキニのお姉ちゃんは見当たりませんでした。残念・・

D大島大橋を渡ると炭鉱の名残がそこかしこに・・
  多分これは廃校になった校舎かな。

Eで、こちらは廃墟となった集合住宅。
  なんだか、要塞のようにも見えます。

Fなかにはこんなモノも。教会だったのでしょうかね。

G周りを海に囲まれた崎戸町は、メインの通りから
  一つ小道に入るだけで、こんな景色に出逢えます。

H今回初体験の大島大橋。
  普通車片道700円。ちと高いかな・・
  しかし、崎戸町は昔の名残を残す建物や風景が
  かなり魅力的でした。
  また近いうちに、ゆっくりと訪れてみたいと思います。
地図を見ても分かるように見事なまでに海岸線を
走るルートです。西側に海を望んでいるので、
夕暮れ時が、尚格別です。

10/16SAT
オオサカ・デイズ 『死闘編』

講習会があった大阪の街は、オフィス街のど真ん中。
会場の近辺には結構、食事できるお店があったのですが、正午を回った瞬間、
どの店もどっとサラリーマンや綺麗なOLさんが押し寄せ、ズラ〜リ長蛇の列・・・。
ラーメン屋、うどん屋、定食屋などは勿論、コンビニのレジにも店内を横断する
人の列、列、列・・・まさにランチの死闘でした。

そんなんが死闘ではなく・・・(近頃このパターンばっか・・)
前にも書いたかもしれませんが、今回5日間の講習会のうち、最初の2日間は
ズブの素人相手の「超音波探傷試験入門コース」。
そして後の3日間がメインの「超音波探傷試験レベル1コース」という内訳。

入門コースでは、「入門」にもかかわらず、ワタシの脳ミソは何度もフリーズし耳から煙が・・
その様子を横で見ていたイナ坊、微動だにしないワタシに「今、何か考えてる?」の一言。
当然ワタシは「イイエ。」と、お返事。
すると横から「これはあーで、こーで・・」と、毎回ありがたい助け舟。
超くだらないワタシの質問マシンガンにも、めげずに御相手していただき、
どーにか、こーにか入門コースを修了いたしました。
その夜は二人で飲みに行き、イナ坊の労をねぎらいました・・。
その後ホテルへ・・・。(2人でラブホ・・・ではなく、それぞれ自分のホテルに。念のため・・)

で、3日目。いよいよメインのレベル1コース。
1日目は講義、2、3日目は実習の予定。はたしてワタシのアタマで理解できるのか
ホテルを出る前から緊張気味で、なかなかウ○コが切れませんでした。(失礼・・)

講義は入門コースと重複するハナシが多かったのですが、それでも何度か耳から煙が。
18:00頃講義が終わり、イナ坊と夕食し、ホテルへ・・・(2人で・・しつこい?)

シャワーを浴び、ホッと一息つくのもほどほどに、配られた資料や持ってきたテキストを
部屋に広げてお勉強です。せっかくの
だというのに結局、毎日部屋に
閉じこもり、深夜まで資料&テキストと格闘していました。
いつまでもイナ坊にオンブにダッコではいられませんから・・

そんな抵抗が効を奏したか、残りの2日間は耳からの煙もピタリと止まり、
イナ坊と楽しく実習を行う事ことができました。
もし、途中で諦めていたら、残りの講習をブッチして大阪見物でもして帰る羽目に
なるところでした。

10/4(MON)、無事、講習を修了。
「釈放か、やっと娑婆の空気が吸えるぜ。」という気持ちと、大きな充実感に包まれました。

何かを勉強して、理解できるようになるということは、とても楽しいことです。
来年2月にもう一度大阪で講習会。
そして3月には、今回受講した超音波探傷試験レベル1の学科試験。
それに合格できれば、5月に実技試験です。

さぁて、もうひと頑張りすっかね。

追伸、イナバさん。
2月にまた「オンブにダッコ」してもらう予定なので、足腰鍛えといてくださいね。


10/21THU

“超”なタイフーン、無事長崎を通り過ぎました。
前回?、それとも前々回?の直撃したヤツに比べたら、少しソレてくれた分、あっさり塩味系?でした。
(被害に遭われた方々、お見舞い申しあげます。)
ただし、時々吹き荒れる突風に幾度も『ヅラ』を飛ばされそうになり、さりげなさを装いつつも、必死にアタマを押さえ、なんとかタイフーンの二次災害を食い止めることに終始するという一日でした。

・・・・・こうやって今のうちから、『ムラキ⇒ヅラ』という
方程式を皆の頭にサブリミナルしておけば、ある日突然、「フサフサになってるッ!」だとか、「額の、ある境目から妙な汗をかいてるッ!」などというエックスデーが来たとしても、以外に皆さんの気持ちは「前々から噂だったからね・・・」と、ソフトランディングできるのではないでしょうか・・・。

題して、「ヅラパニック・ソフトランディング大作戦」。

要は、「ツルってもムラキはムラキ・・、ヨロピクね。」
ということです。
もしも、「来た・・・」と自覚したら、剃ります。ただし・・・
アタマの形の歪さには、目をつぶってやってください。


10/23SAT

貴方はValentino Rossiを御存知? ある意味、超有名なイタリアのブランドで、最強、最速の2輪ライダーです。
そのRossiが先週の二輪世界選手権、オーストラリアGPで見事に優勝を決め、2004年のモトGPクラスのチャンピオンに輝きました。昨年まで3年連続で同クラスのタイトルを獲得している彼ですが、2003年まで在籍していたホンダから、今年「新しいことにチャレンジしたい・・」というコメントと共に、昨シーズン1度も優勝できなかったヤマハに移籍。マスコミをはじめ大方の「今年はチャンピオンはおろか、優勝することも難しいだろう。」という下馬評を覆し、初戦でいきなり優勝。その後も着実に勝ち星を増やし続け、ついに最終戦を待たずして今年もタイトルを獲得したというわけです。

彼、バイクに乗っていないときは、そこらに居る陽気なアンチャンといった感じ。しかし、ひとたびバイクに跨ると、そのクレバーなレース展開や、溜息が出そうなくらい華麗なライディング・テクニックとオーバーテイク。そしてゴールの瞬間まで全力で攻め続けるレーススタイルは何度観てもこのワタシを魅了してくれます。世界中に信じられないくらい大勢のRossiファンが居るというのも当然の事でしょう。

ワタシ、彼になら抱かれてもいいかも・・・

今年は残り1戦のみ。来シーズンが今から楽しみです。
マシンの性能差よりも、ライダーのテクニック、セッティングに関する技量がレースに大きく反映されるため
F1よりもレース内容がずっと面白いのです。
BS1で放映しています。是非一度、ワタシの彼を観てみてください。きっと貴方もトリコになるはずです・・・


10/24SUN

なるほど、暑さが峠を越えて、またダチュラが花を咲かせました。
このダチュラの樹の隣には金木犀の樹も実をつけており、風向きによってはダチュラ、風向きによっては金木犀の良い香りが漂ってきます。

この金木犀、中国原産の観賞用植物で、古くから庭木とされており、芳香の強い小花多数を咲かせます。雌雄異株なのだそうですが、日本のものはすべて雄株で結実しないそうです。ワタシ、広辞苑で金木犀をヒモトキ、このくだりを読んで、なんだか他人とは思えない気がしてきました・・・。

ならば、少しでも芳香を楽んであげようと、ダチュラの香りを「スーッ」と胸一杯に吸い込み、次は金木犀の香りを「スーッ」と胸一杯に吸い込んで、を繰り返していると、突然胸部痛が・・・。
明らかに過呼吸の症状・・・ワタシの血液は呼吸性アルカローシスになっていること必至です。CO2をくれ・・

寒さが本格的になるまで、なるべく部屋の窓を開け、断りもなしに忍び込んでくるその香りを楽しみたいと
思います。


10/27WED

ほら、西の山に映っている東の山の陰が、刻一刻と短くなって、夜の幕が下り、ブランニュウデイがはじまります。
その頃、東の空はこんな感じで、遥か上空の雲は輝きはじめていますが、木や家の屋根はデビュー待ちの状態です。

静かに凪いだ水面と、色づきはじめた秋の山々がいい感じでしょ。
今朝、6:50。ウチからの眺めです。
早起きは三文の得と言うけれど、ワタシ的には、もっともっとバリュアブルだと思うんですけどね。


10/28THU

いよーし、「888」のゾロメゲッツ !!
まぁ、ゾロメは別にしても、スンゴイ数字です。
まさかここまで延びるとは、夢にも思いませんでした。
この分ぢゃ、今年中に4ケタのミラクルが起きるかも・・

しかし昨晩、この冬、冬眠でもする気なのか、一層
丸みを帯びたカッちゃんに「更新のペース落ちとる !!」
とのご指摘が。むむ、鋭い・・・。
ただし、ネタがない訳ではなく、貧乏ヒマなしな訳で。

TEXTを、言葉を選び選びしながら綴り、
それに合うPhotoを撮ったり、探したり。
その逆であったり・・・けっこうヒマがかかります。

でも、ハイジの名バイプレイヤー、「ロッテンマイヤーさん」や、すっかり足も良くなって、今は専らサバイバルゲームに興じている「クララ」も応援してくれてますので、サボらずアップデイトにハゲみますっ !! 
んっ、誰がハゲやねん !? (←例の作戦です)

ところで、近所のガキんちょ(幼稚園児)が朝から
「マツケンサンバ」を歌いながら通園していました。
これって、アリなのでしょうか・・・笑ってしまったけど。


10/30SAT

2、3日前、確か水曜の夕方だか、郊外某所で信号待ちしていると、ワタシの前には時速500km/h !! は出せそうなくらいズ太いマフラーをリアエンドの下から覗かせ、前後別ブランドのホイルを履いたアジアンテイスト満点の超ダサダサのシルビアが停まっていました。
「走り屋でんねん。」をアピールしたいのでしょうが、悲しいことに泥よけはついたまま・・・時々、農作業にでも使っているのでしょう。あぁ恥ずかぴい。センスの欠片もございません。
ワタシなんかスタ蔵の納車の日、垂れ下がるようについている泥よけが恥ずかしくて、帰る途中、車載工具で取外し、その辺の山に不法投棄してきましたからね。
ちなみに海の向こう、星条旗の国ではエキゾースト関係は外から見えないよう隠してしまう「ヒドゥン・マフラー」がトレンドです。

・・・で、そのダサ・シル君なんですが、シグナルがブルーに変わるや否や全力で加速し始めたのです。
「おぉ、逃げる気なのねん !?」そりゃぁ、逃げられれば追うでしょう、普通。その逆、追われればブッチぎる !! もまた然りですが・・・。瞬時にワタシの中のレースモードのスイッチはONになり、アドレナリンは大放出。「受けて立っちゃるで !!」と、スロットルをフロアが抜けそうなくらい踏み込んだものの、いかんせんATのスタ蔵ではストレートでは離されてしまいます。その時点でクルマ3、4台分遅れ。しかし1つ目の右コーナーでダサ・シル君は随分手前からブレーキング。しかもステアリングを「えいや〜ッ」とばかりに派手に切っていなさる。「えぇ、うそ〜ん。そんなにきついコーナーじゃないやろ・・」と思いながら、こちらはアルチメイトなコーナーリング。軽いブレーキングで荷重をフロントタイヤに移動。フロントのグリップが上がったところで必要最小限のステアリング。スタ蔵が右に旋回を始めたところで再びスロットルを開き荷重をリアに戻す。この場合右コーナーなので左リアタイヤね。

以上、一連の操作を終えるとダサ・シル君との車間距離はアッという間に1メートル。「おいおい、これで終わりかい?」ってな感じです。その後、2つ3つのコーナーでダサ・シル君は必死に逃げようとしているのですが、あっちフラフラ、こっちフラフラしています。やはりゲームオーバーのようです。これ以上追いかけて、事故でも起こされてはたいへんですから・・。

― 告 ―
挑発するなら、も少しウデを研いて出直しておいで。
でないと、ちっとも遊べないじゃない。