2004 NOVEMBER
11/1MON

ほーらね、○印が仲良く3つ並んで・・・
9/17に受験したアルミの溶接試験、合格しました。
ま、とりあえずホッと胸を撫で下ろした次第です。
ただ、合格後に「認定料」なる年貢のようなモノを
約4,000円も取られるのは、腑に落ちませんが・・・

ま、いいか。セコイことはこの際忘れて、
今夜はパーッと、宴じゃ、宴じゃ。合格祝の宴じゃ。
酒をジャンジャン持ってこい !!

と、ハジケちまいたいのは山々なのですが、
今週末、なんとまた溶接の試験が・・しかも2つ。
その学科試験の勉強もしとかないといけないので
もうしばらく辛抱我慢、辛抱我慢。(関取かっ?)

カウ・ガールズの皆に「モウ、最高 !!」との賛辞と
スペッシャル・サイズの金のウ○コを頂いたので
“よし”とするか・・・

今年も残り2ヶ月。寒さも本格的となります。(除・沖縄)
どうか皆さん、風邪など引きませんように。
たとえ皆さんが引いてしまったとしても、
どーか、ワタシだけは引きませんよーに・・・。(切望)


11/5FRI

さァーて、いよいよ明日は溶接の試験。
今回は軟鋼(所謂、一般的な鉄)とステンレス(流し台に使われてるアレ)です。
プラス、ステンレス溶接は学科の試験もあります。

当然今回もタップリ練習したし、演習問題もしつくしたので心配ご無用。
油断は禁物ですが、9月のアルミニュウムの試験の時みたいには
緊張しなさそうだし、いつものようにやれば失敗する事は、まず無いでしょう。
結果速報は後日・・・

では、ここでスペシャル・プレゼンツ。テキストの演習問題から一問。

次の文は、ステンレス鋼の熱処理について記述したものである。
(   )内に入る適当な語句を、(1)〜(4)から1つ選びなさい。

オーステナイト系ステンレス鋼で、母材中に固溶しているC(炭素)の大部分を
Ti(チタン)やNb(ニオブ)の炭化物として析出させ、Cr(クロム)炭化物の
粒界析出を防止することにより、耐粒界腐食性を向上させるもので、
SUS321やSUS347に対して行う熱処理のことを(   )という。

(1)安定化熱処理  (2)焼き戻し  (3)焼きなまし  (4)固溶化熱処理

どうです?分かる方いらしゃいます?なかなかムズイでしょ?フフフ・・・
で、正解は・・・えーっと、なんだっけか?  勉強しよーっと。ハハハ・・・   


11/8MON

だっら〜・・・
本日は土曜日の溶接試験の代休。ほかに用事もなかったので、午前中からのんびり風呂につかったり、近所のホームセンターに工具を見に行ったり、夕方、ソファでうつらうつらしたりと、一生懸命「ダラダラ」していました。
試験の結果?至って普通です。練習の時と同じように作業をこなしてきただけです。全く緊張することもありませんでした。
正式な結果は2ヶ月後くらいでしょうけど。
今回の試験種目は、前回7月に溶接科全員で受けたものよりも少しレベルが高く、しかも2種目ということで、受験後の皆の顔を見ていると、悲喜こもごもといった感じでした。
「練習では上手くいってたのに・・」という声も聞かれましたが、それはたまたま上手くいっていただけのことで、失敗の可能性を全て克服していなかったのだと思います。練習中に様々な失敗を経験し、その全てに対処を施して試験に臨む、それが練習と言うものだと思います。
しかし本当に大切なのはそのような練習ではなく「結果」です。
色んな試験は勿論、レースも。
「過程」が大事だという人もいますが、ワタシはやはり「結果」が出なければ、その「過程」は「?」だったのではないかと思うのです。「失敗」をフィードバックして「結果」に導いてはじめて「?」だった「過程」も「◎」になるのではないでしょうか。

日曜はカート場、with TEAM AGO
きのうはワタシがカートをドライブしていた頃のメカニック、そして現在はメカニックの師匠である“武次さん”が久し振りに遊びにこられました。
ワタシはカッちゃんのカートのブレーキをオーバーホールする予定だったのですが、初めての作業で今ひとつ自信がありませんでした。しかし武次さんが居れば鬼に金棒、ひとつひとつ丁寧に教えてもらいながら勉強させていただきました。
「師匠、アリガトウゴザイマス。」

という訳でマツダ・ティーチャー、ブレーキのOHは終了しました。しかしこちらで準備していたブレーキパッドは型が合わずにつけられませんでしたので次回忘れずにご準備ください。あとブレーキオイルも。エンジンは今週末にでもピストンその他交換いたします。ブレーキの方は武次師匠監修のもと作業を行ったので間違いないと思いますが、エンジンの方は弟子単独の作業となりますので・・・
高瀬さんのブレーキも次回一人でやらないといけないし・・・

メカニック修行中のムラキです。


11/13SAT

う〜、寒ッ・・・
この季節、ワタシのフェイバリット・シングスには
朝風呂がエントリーしてまいります。
キンと冷え切った空気に包まれて目を覚まし、
まだ暖かいベッドになんとか惜別し、バスルームへ。

湯温42℃に設定しswitchをON。
温まるまで、coffeeを飲みながらPCに目を通し、
しばし待ちます、待ちます・・・。
給湯器の音が静かになったらバスルームへGO!!!

肩までゆっくりつかっていくと
「ウィ〜ッ・・」
と、意味不明の科白が自然に漏れてしまいます。
なにせオヤジですから・・・

窓から入り込んでくる鳥の囀りを聞きながら
ゆっくりと、そしてぼんやりとつかります。
10分もすると、眠っている間にカチコチ固まった体が
心とともに解き解されます。
なんと贅沢な時間なのでしょう。

この季節、朝のムラキはアルデンテ。
さぁ、温かいうちにお召し上がれ。


11/14SUN

この週末はカート三昧・・・。
と言っても、カート場ではなく、某所でカッちゃんのエンジンとキャブレターのオーバーホール。そして今度新しくカートを始める方のフレーム、及びエンジンのセットアップを行いました。
カッちゃんのエンジンはワタシ一人での作業でしたが、新たにセットアップしたカートは、武次師匠に助手として横につきながら、エンジンマウントの作製、クラッチ、ピストンのOH、ブレーキのセットを。そして親分の横につきながら、シートのセットを行いました。途中、新品タイヤも組んだりしました。

実際にカートを走らせるのはドライバーかもしれませんが、そこには、メカニックの多くの知識や技術、努力によるバックアップが不可欠なのだとあらためて実感する週末でした。

自分で組んだエンジン、フレームで走る。
カートを始めて23年、また新しい楽しみを見つけたような気がする今日この頃です。

さてさて’90にはドライバーとして九州チャンピオンになることができたので、つぎはメカニックとしてNo.1を
目指すのも悪くはないかなと・・・。
とても奥が深いメカニック、もっともっと勉強しまっせェ。


11/17WED

只今、ツールボックス・キャビネットを製作中。
といっても、ようやく図面が仕上がったところですが・・・

カート場でツールボックスを地ベタに直接置いて作業するのは能率が悪いし、第一素人くさい・・・
かといって市販のキャビネットは重いし、運搬の際、場所をエラクとってしまう。
という訳で、折りたたんでコンパクトにできるキャビネットを作ってみることに。しかもアルミ製で軽く、キャスター付きで移動もラクチンなヤツ。
文章だけでは、そのアイデアとセンスの素晴らしさが
上手く伝えられないのが残念でしかたありません・・・
写真の図面からその凄さを想像してください。
想像だけでたりなきゃ、妄想にも参加してもらって・・

構想1週間、図面作成2日。部品総数約50点の大作。高瀬さんが思わず欲しくなるようなハイクオリティを目指します。マジで・・・テレショップ「ツイスト&シェイプ」の次にくるのはコイツかもしれません・・・
なにかいいネーミング考えとこう。
『ツールボックス&シェイプ』なんてどぉよ?
まぁ、工具をほとんど持っていないカッちゃんには、
「猫に小判」なんでしょうねぇ・・・。
製作予定日数は5日、気合入れるぜ、イエイ。

ちなみに今夜は『サッカー』と『ピンポン』観戦。
スポーツの秋でございます。


11/20SAT 『ツールボックス&シェイプ vol.2』

アルミパーツの切り出しと、正確な寸法、穴あけや
R加工のためのケガキが終了。
今回、切り出しにはグラインダではなく、電動ノコギリを用いて、より正確な寸法での切断に務めてみました。しかし図面上では0.5ミリ単位での加工が必要となるので、電動ノコギリでもやはり無理。というわけで全てのパーツをプラス4ミリで切断し、その後正確なサイズでケガキを行い、ハンドグラインダ+ヤスリで仕上げるという手法に。ハッキリ言って手間がかかってます。
現在ようやく半分くらい済んだとこ・・・先は長いぞ。
写真のような状態で「ポッキー“アルミ味”、新発売!」そんなジョークで終わらせようかなぁ・・。
週明けは寸法だしの残りとボール盤による穴あけ、
そしてR指定・・・もとい、R加工作業です。
メインの溶接作業はまだまだ先だな。来週中に
でっきるかな、でっきるかな、さてさてふふ〜ん♪


11/21SUN

どぉーよ。我が家からの夕景、1/365です。
最近ワタシの入浴シーンを除いて、サービスショットが少なかったですからね・・。
女神大橋の工事も着々と進んでいるみたいで、東岸から伸びるハシオ君と西岸から伸びるハシコさんの
接吻も時期、見れそうな感じです。
その瞬間には「ヒューヒューだよ !!」と、冷やかしてあげるつもりです。

あぁ、寂し・・・・・


11/23TUE
カート with 親分、高瀬さん & リョウ

高瀬様から松田様へプレゼントを預かってまいりました。新品同様、1ヒートのみ使用のBS02タイヤです。高瀬さん、02タイヤよりもグリップの良いタイヤを購入した為、たった一度しか使っていないタイヤを「カッちゃんごとき」にポーンとプレゼントしてくれました。
よっ、見た目どうりの太っ腹 !!
実は今日、カッちゃんも乗る予定だったのですが、急遽10年間の過去と格闘する羽目となり、不参加となりました。かなり楽しみにしていたらしく、昨晩、カッちゃんに預けているエンジンスターターを取りに大学病院まで出向くと、完璧にしょげていました。「せっかく乗る予定にしてたのに・・・」と言いながら、差し入れのアイスクリームをペロリとたいらげ、残りのお菓子が入ったコンビニの袋をぶら下げて、トボトボと仕事場へと戻っていきました。その後姿はすっかり肩が落ち、まるでロケットのよう・・。来年の春に学会発表する抄録の締め切りが間近で、テンパッテいる、否、ガンバッテいる様子です。
まぁいいじゃないですか、こんなに素敵なプレゼントを頂いてきたんですから。それもこれも高瀬さんの人柄、というよりも、ひとえにワタシの日頃の行いというもの。
感謝の気持ちは『高瀬さん:ワタシ=2:8』位でね。
・・・にしてもウチの玄関、スンゴイことになっています。まさにガレージ状態。それに、一人暮らしにもかかわらず、「一体何人お客さん来てるの・・」みたいな靴の数・・。ほんと、とっちらかってます。なんとかせねば・・・


【 HAPPY BIRTHDAY TO YOU !! 】
本日、24回目のBirthdayを迎えられた貴女
お誕生日、おめでとうございます。
初めて逢って5年近く
すっかりお姉さんになりましたねぇ。
色気の方は・・・・・。
この一年も、楽しくて、充実した時間を
一杯詰め込んでくださいね。


11/25THU

『ウオーッ !! フルスロットル、全開じゃーッ !!』
とは言っても、作業着のズボンのハナシです・・・。
先程帰ってきて「さぁ、洗濯しましょ。」とセミ・ヌードになろうとしたところ
あそこはまさに『カモン・ベイビィ』状態でした・・・。
帰りにコンビニにも寄ったというのに・・・ハズカシクテ死にそうです・・

ところで明日、ちょいと野暮用でスーツを着なければなりません。
数日前、ちゃんと入るのか恐る恐るためしに着てみると、見事にジャスト・マイ・サイズ。
うーん、新調したネクタイもなかなかいい感じです。
最近、着る機会が少ないのですが、気持ちを“ ピーン ”と引き締めてくれるスーツ、
とても大好きです。
さぁ、靴も磨いたし、ネクタイとチャックをピシッとしめて出掛けますか。

ちなみに、今回の野暮用、ある意味『御見合い』・・・と言えなくもないのかな。 


11/26FRI 『ツールボックス&シェイプ vol.3』

左上、ようやくメインとなるフレーム部分の溶接が終了。
左端の4本のパーツが、今回とても重要な働きをします。

右上、作業はこのような状態で行います。
溶接では、その熱により歪みが発生するため、ミリ単位でパーツを加工していても、寸法に狂いが生じてしまいます。
そのため、「治具」と呼ばれるガッチリ固定する道具を用いたり、溶接順序を考慮するなどして、歪みを最小限に抑える方法を考えなければなりません。ただ溶接するだけでも難しいアルミですが、この歪み対策にもとても気を使います。ちなみにアルミはTIG(ティグ)溶接という装置で行います。機械の先端から溶接時にアークと一緒にアルゴンガスが放出され、溶接部分を空気から遮断し、酸化を防止するという方法で、厚さの薄い金属の溶接が可能で、外観が美しく仕上がるという、この先さらに需要が高まるであろうといわれているトレンディー溶接なのです。
溶接でも“流行通信”しているワタクシなのです・・・

左下、このような姿勢で作業を行います。
Photoデルモは、美容師のライセンスを持っていて、
最近ワタシも髪を切ってもらっている哲平クンです。
ヒップをチラリと覗かせながら、真剣に作業しているところを
盗撮してみました。
もしかして哲平クンの作業着って、ローライズなの?

ちなみに、「御見合いのようなもの。」無事終了致しました。
「それじゃあ後は若いモノ同士で・・」というスタンダードな
科白は聞くことが出来ませんでしたが、まずまずの感触だったと思います。御返事は来週あたりではないでしょうか・・


11/27SAT

先週、ペンチで歯のチェックをしていたら、「ポロリ・・」。
夏、仮付けしてもらってた歯がご覧のような状態に。
「女だらけの水泳大会」のポロリなら大歓迎なんですけど・・
「そうだ、伊万里へ行こう。」
別に某JRのCMではありませんが、そんなこんなで
神様、仏様、高瀬サマのもとへ、週末行ってまいりました。
実はこの歯の形をした物、乳歯が抜けた子供に、その歯を家まで無くさないように持たせるためのケースなのだそうです。なんだか洒落てますよね。
で、ペンチはカッちゃんのエンジンをメンテするために
“わざわざ”購入したものです。
なに?なんか感じ悪い?

高瀬歯科は佐賀県伊万里市大川野にあります。その昔は炭鉱があったらしいのですが、今は山々に囲まれた平野に田畑が広がり、穏やかな川が流れる、静かで、懐かしい景色がそこかしこに残る、風光明媚な町です。
隠居したらこんな町でのんびり暮らすのもいいなァ、と思います。
高瀬歯科の少し手前、踏み切りがあって、いつもきちんと一時停止。「右よし、左の大川野駅よし。」と、しっかり呼称確認をするのですが、高瀬歯科に通い始めて20数年、その風景も変わらなければ、一度も電車を見たこともありません・・・
AM10:00に無事到着。ちゃんと持参した歯ブラシで、しっかり磨いてから診療台へ。「んがーッ。」
しかし今回は詰め物のほかに、実は折れた歯も取れていたので、ちゃんとした処置をしていただくことになりました。
「んがーッ。」と口を開けたまま、削ったり、型を取ったり。
約1時間の治療でした。続きはまた来週です。
終了後、技工室で記念に1枚パチリ。
高瀬さん、マスクして、白衣を着ていると、とてもピシッとしていて、まるで別人のよう。
本物の歯科医師に見えなくもありません・・・
カート場より、4割増し程カッコいいです。
ところで「詰め物が出来るまで、×××詰めときますね。」と説明されたのですが、よく聞き取れませんでした。
もしかして、正露丸だったんですか?

また来週、オジャマします。

治療が早く済んで、せっかく佐賀まで来たことだし、“アレ”いっとくか・・・ということで行ってきました、唐津・虹の松原。
ターゲットはかなり有名な“からつバーガー”。スペシャルで¥380、バンズもいい味で、チーズにハム、玉子、そしてなんとハンバーグまで入っています。なに?なんか文句ある?
注文したハンバーガーが出来るまでの間、隣に停まっていたワゴン車のウインドウを拝借して、セルフポートレートを1枚。
冬のオープンカーはこんな出で立ちで天井を開け
ます。
このコート、丈がハーフになっているので着たままドライブできる優れものです。長崎市内某所で購入した古着です。
食欲を満たしたあとは性欲、ではなく海水浴場へ。
「松林を抜けると、海が見えた。」・・・・・すみません。作家、林 芙美子“放浪記”の一節をパクってしまいました。
放浪記の方は、松林ではありません。この作品、尾道を舞台にした彼女のデビュー作で、“海”とは瀬戸内の海のことです。

でも、こちらの海も、とても綺麗でしょ。

青い海に白い砂浜、そしてバックには松林が広がっています。
ちなみに、この浜には砂浜と松林との境い目に道があるため、まるで砂浜を走っているような感覚が味わえます。
と、ここまでは癒しの時間が流れていたのですが、この後とんでもない出来事が・・・
まぁ、砂浜&クルマといえば⇒スタックですが、あれはドシロートが犯す過ち。“急”が付く操作を行わなければ、まず埋まることはありません。一応、ウンチクをたれたところで、真実を話すと致しましょう。左上の写真、奥に木の柱がたっているでしょ?あの横までスタ蔵をもっていって写真撮るべ、と思ったんですよね。ほかにも砂浜まで入ってるクルマは結構いたし、そんなに砂、柔らかくないんだろう、と思ったんですよね。で、あんまりハンドル切らなくていいようにと、一旦バックさせて柱に向かってスタ蔵を真っ直ぐに向け、そーっと前から砂地に乗り入れたんですよね。でもすぐに、なにかが引っかかってるような重たさが・・。まあ、もう少し入ってみるべ・・。しかし後のタイヤが砂地に入った途端、ズシリと重くなりました。
万事休す・・・完璧にスタックしてしまいました。アクセルをいくら踏んでもタイヤは虚しく空回り・・・
枝を拾ってきてタイヤにかませてもダメ。車内のフロアマットをかませてもダメ。着ていたコートを脱ぎ捨てて、必死に脱出を試みましたが、焦れば焦るほどスタ蔵は埋まっていくばかり。「こんなトコロに蟻地獄が・・・」スタ蔵ともここでお別れか・・。左のリアタイヤは半分くらい砂に消え、助手席のドアはすでに開けられません。
「こ、こうなれば最後の手段、恥を忍んで助けを呼ぼう・・」
あたりを見回すとラッキーなことに仕事をサボって昼寝をしてるオジサン2人が乗ったトラックが・・。平身低頭、“いかにも人の良さそうなヤツが困ってますっ”を装い、「お休みのところもうしわけありませーん。クルマ、埋まっちゃったんで力を貸していただけないでしょうか〜」と近づくと、「あぁ?じゃあ引っ張るか・・」という科白。チラリとトラックの荷台に目をやると、そこには立派なロープが。これまたラッキーでした。
しかしトラックで引っ張ってもらっても、なかなかスタ蔵は出てきません。持ち主と同じで照れ屋さんなのです。
何度目かの挑戦でようやくスタ蔵は出てきました。埋まっていた跡を見るとスタックした原因がわかりました。そう、シャコタンであるスタ蔵は舗装された道でも底を擦ることがあります。ということは砂地では・・・ワタシがバカでした。
助けてくれたオジサン達には「どぉーも、どぉーも。あんまり仕事さぼんなよっ。」と肩をたたきながら言って別れました。

ま、今回無事帰ってこれたのも、すぐに「人を呼ぶ」という対処をとったワタシの判断力と、困ったヤツを見事に演じきったワタシの演技力のおかげ。うーむ、流石ワタシです。

左のPhoto、柱の隣にスタ蔵が停まっている・・・という映像を想像しながらご覧下さい。
さて、つぎの土曜はどこまで走ろうか・・・