インターネットに接続したパソコンは、全世界に回線が接続された状態になります。
いろいろな所にネットサーフィンできるのですが、当然あなたのPCに他のPCユーザーが物理的に接続可能な状態にもなります。
そして、あなたのパソコンにどんな訪問者がやってくるかは分かりません。
あなたの家にカギをかけるように、パソコンにもしっかりセキュリティ対策をおこなって置きましょう。
やっておくことは次の3点です。 難しくは有りません。
これをチャントやっておけば余り心配することは有りませんよ。
1).OSは最新にアップデートしておく。
(ブラウザも最新版にしておく)
OSにはWindowsを使っている方が殆んどだと思います。
そして、Windowsにはセキュリティ上重要なバグが発見されています。
最新にアップデートするには、スタートメニューを押すと一番上に出てくる「Windows Update」のサイトに行くだけです。
(ネットに接続されてことが前提です。)
このサイトで「製品の更新」を選べば、あとは指示に従って進めて行くだけです。Internet Explorerを使っていれば、この時、一緒にブラウザも最新のものなりますのでかなり楽チンです。
(ただし、ブラウザのバージョンが上がる訳ではありません。)
現在、InternetExplorerは5.5のSP2か6でないとセキュリティを確保出来ませんの御注意下さい。
NetScapeの場合も同様に最新にしておきましょう!
2).アンチウィルスソフトを導入する。
最近、ニュースなどで取り上げられることも多いので、お分かりかと思いますが、コンピューターウィルスに対する予防処置です。
コンピューターウィルスはEメールやネットサーフィンなどインターネット経由で感染する事が非常に多くなりました。
感染する前に、まず予防です。
一度感染すると完全に元通りにすることは、初心者の方には少し難しいかもしれません。
「転ばぬ先の杖」と言います。 しっかり予防しましょう。
対策ソフトとしては、トレンドマイクロのウィルスバスター、シマンテックの
ノートンアンチウィルスなどがあります。
そして、ウィルスデータのパターンは常に最新のものにしておきましょう。
また、トレンドマイクロには最新のウィルス情報をメールで通知してくれる無料サービスがありますので利用してみるのも良いでしょう。
3).パーソナルファイアーウォールソフトを導入する。
インターネットの世界ではTCP(UDP)というプロトコル(通信用の言語といったところでしょうか)を使って色々なデーターをやりとりしています。
そして各ポートの番号でサービスの内容が決まっています。
ところが招かざる客達は、あなたが通常では使っていないポート番号を探し当てて悪さを仕掛けようとしてきます。
「自分のパソコンに限ってそんなことはない!」と思っているあなた!、それはあなた自信が気付いていないだけなんです。
ファイアーウォールソフトで使っていないポートにしっかりカギをかけましょう。
そして、ファイアーウォールソフトを導入してみれば、そのアタックの多さにビックリすることでしょう。
製品には沢山のものがありますが、フリーソフトのZoneAlarm
(日本語化ツールがあります)やTiny Personal Firewallがあります。
(個人で使う場合に限り無料)
家庭内LANを導入されている方は、ルーターなど使われていて、すでにパケットフィルタをかけている人も多いでしょうが、アタックの状況を知っておくためには、やはりこれらのソフトが必要ではないでしょうか。
(ウィルスバスターにはパーソナルファイアーウォールが付いています。)
それでは、あなたが自分で設定したポートがちゃんと閉じているか、下記のサイトで確認して見ましょう!
「SpinRite」というサイトにいき、Shields UP!!のページを開きます。
「Probe My Ports!」のボタンを押せば、あなたのパソコンにポートスキャンが開始されます。
Statusの表示欄に「Stealth!」と表示されれば、ちゃんと閉じています。
(自宅サーバー等のサービスを行っている場合は該当するポートがopen)
https://grc.com/x/ne.dll?bh0bkyd2
結果はどうでしたか?
ファイアーウォールソフト、ルーターで不要なポート閉じてしまいましょう!!
以上の3点を実施して貰えればあなたのPCは快適にインターネットの世界へ飛び出していけるはずです!
最後に、
インターネットの世界では常に、個人情報のセキュリティに注意を払っておく必要があります。 自分が知らない内に個人の情報が勝手に利用されたりすることは当たり前のことと認識しておくことです。
インターネットで懸賞サイトなどへ書き込みすれば、「名前、住所、電話番号、Eメール」などは、知らないところでデーターベース化され色々な所で利用されると思っていた方が良いです。(業者によっては他の利用はしないと謳っているところもありますが、無制限に信用は出来ない)
つまり、公になっても余り問題にならない項目と絶対に漏らしてはいけない項目をしっかりと自分で解っておくことです。
そうすれば、必然的にネット上で書き込みしても良いこと、危ないことの区別が付くと思います。
セキュリティに興味のある方、沢山のサイトがありますの一緒に勉強して見ましょう!!
コンピューターウィルス対策ソフトのパターン(データ)ファイルは最新のものにしておきましょう!!
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