毛がぬけるのも多数の原因があります。治療法もそれぞれ異なるので皮膚科にかかって診断をうけてから治療を行います。

Q: 脱毛症にはどんな種類があるの?

A: @生まれつきのもの: 遺伝性のいろんな病気にともなうもの
   A抜毛症(トリコチロマニア): 乳幼児でストレスにより自分の毛を抜いて生じるもの
   B内科的な病気で起こるもの: 
甲状腺などホルモンの病気、膠原病など
   C栄養障害: 亜鉛欠乏など
   D薬のよるもの: 抗ガン剤、甲状腺の病気の薬
   Eばい菌によるもの: 
カビ(白癬菌など)、細菌(毛根が可能してぬけるもの)、梅毒など
   F瘢痕をともなうもの: 毛孔性扁平苔癬、モルフィア、円板状エリテマトーデス、Brocq仮性脱毛など
   G
円形脱毛症
   H
男性型脱毛(AGA)
   I高齢の女性のびまん性脱毛
   J湿疹に伴う脱毛:脂漏性皮膚炎やアトピー性皮膚炎に伴うもので頭皮の炎症が毛根に及んで一時的に脱毛になるものです。

この中で特に多いのが円形脱毛症です。

Q: 円形脱毛症はどうして起こるの?

A: 以前は精神的ストレスといわれていましたが現在は否定的です。
自己免疫といって自分の毛根を自分の毛根を自分の白血球で攻撃してしまうことで生じるとされています。どうしてこういうことが起こるのかはわかっていません。


Q: 円形脱毛症の治療は?

A:脱毛が起こっている所の免疫現象をおさえる治療を行います。昔からステロイドの外用や注射、光線治療、凍結療法が行われてきましたが、現在、最も有効性が高いのは
SADBEといる薬品をぬる方法です。


Q: 
SADBEの治療ってどのようなものなの?

A: SADBEは一種の感作物質でひふにかぶれを起こす作用があります。わざと脱毛部位に軽いかぶれを起こさせて毛根で起こっている
免疫現象をおさえることで効くとされています。
報告によって異なりますが、通常の円形脱毛症では80〜90% の有効率があります。
方法は1〜2週に1回、受診時に脱毛部位にかぶれ方を見ながら濃度を調整しながら、ぬっていきます。
正常な毛髪でも1日に伸びるのは0.4〜0.9mmなので完全にもどるまでは時間がかかります。根気よく治療を続けましょう。最初はうぶ毛や白髪で生えてきますので発毛がわかりにくいことが多いので治療の途中で投げ出さないことが大切です。

    脱毛症(円形脱毛症、男性型脱毛症など)