ぼくのエピソード

 

暑さ寒さも彼岸まで、いよいよ快適な季節の到来です。
桜もほころびはじめ、さわやかな風が頬をなでています。

3学期も終わりになり、2年間いっしょに過ごしたクラスの仲間ともお別れです。
大ちゃんが学校に楽しく通えたのは、みんなと一緒だったからです。
発作でたおれそうなとき、着替えができないとき、トイレのとき・・・
いろいろ
大ちゃんのできないことを自然に助けてくれました。
温かく見守ってくださった保護者の方にも感謝しております。
本当に
°・:,。★\(^-^ )♪ありがとう♪( ^-^)/★,。・:・°

☆3月の大ちゃん☆

ぼくはみんなといっしょに勉強したり遊んだり、社会科見学に行ったり、金毘羅山に行ったり・・・
たくさんの思い出ができました。
ぼくの思い出の中にみんなもいるけど、みんなの思い出の中にぼくもいるんだよね。
それがとても嬉しいです。ぼくは思っていることをうまく話せないけど、みんなのことが大好きです。

この2年間、本当にお世話になりました。
クラス替えになってまた同じクラスになっても違うクラスになっても、みんな友だちだよね。
またたくさんの思い出をいっしょにつくろうね。

学習発表会でのみんなです。シャッターチャンスをのがしてしまったお友だちごめんなさい。

写真略

先生1年間ありがとうございました。
いっしょにハートセンターに大ちゃんの発達の程度を聞きに行ってくださったり、
大ちゃんも退屈しないような授業をと考えてくださったり。

5年生になっても今までのように大ちゃんたちを見守っていてください。

お姉ちゃんから・・・
去年の春私は小学校を卒業して中学生になりました。
大ちゃんの学校での様子を見ることができなくなり、少し心配もありましたが大ちゃんは大丈夫でした。
通学の時、小学校の前を通って中学校に行くので、たまに朝大ちゃんといっしょに登校する時がありました。
小学校の玄関の前の階段の下で別れますが、
友だちがいるときはすぐにかけよってきてくれて教室まで一緒に行ってくれます。
友だちがいないときは自分で行くこともできます。それを見て“もう大ちゃんは大丈夫だね”と思いました。


弟から・・・
ぼくも朝大ちゃんと学校へ行くことがありました。
大ちゃんはけっこう歩くのが早くてぼくのほうがあとからついていくこともありました。
たまに、車がスピードを出して走ってくるときは恐いときがあります。
みんなが大ちゃんに声をかけてくれるのは嬉しいです。


お父さんから・・
・昨年の
8月の半ばから大宰府のほうへ仕事に行っています。
子どものことはお母さんにまかせっきりでたいへんかと思いますが、
大ちゃんの発作がひどくないのでその点では大丈夫のようでした。
日見にいなくても大ちゃんが楽しく学校へ行っている様子は、電話やメールで聞いています。
自分がそばにいなくて家族が心を悩ませるようなトラブルも無く過ごせたことに感謝しています。
離れていて一番心配なのはやっぱり子どものことなので
(特に大ちゃん)
皆さんにいつも気にかけてもらいありがとうございました。

また新学期になってからもよろしくお願いします。

お母さんから・・・
お父さんがいなくても家の中が暗くならないように努力してきました。
そんな私の原動力の1つは大ちゃんの笑顔です。
大ちゃんが毎日いい顔で笑うことができたのは、
1日の中で1番長く過ごしている学校で楽しくできているからだと思います。
大ちゃんを笑顔にしてくれた先生方や友だちに本当に感謝しています。お世話になりました。

これからも大ちゃんをよろしくお願いします。