ぼくのエピソード

 

4月に3年生の新学期スタート。担任の先生はと不安に思いながら過した春休みでしたが,
なんと前副担任のY先生でした。3月の離任式でいったんお別れしたので,まさかと思いました。

大ちゃんもスムーズに受け入れることができてホッとしました。


                      


4月

春休み前から飲み始めた新しい薬のガバペン。
1
日に数回の軽い発作はありますが,大ちゃんは活気があり元気なように思います。
が,30秒ほどの全身発作が10日朝6:30 23日朝6:00 にありました。
30
日には10秒ほどの全身発作でした。ガバペンの量を少しずつ増やして様子を見ることに。

学校生活は,起きている時間が長くなり活動に取り組む機会が増えました。笑顔も多いようです。

5月
全身発作 617:25(1) 1917:30(120) 2018:50(45)

5
月に入ると体育大会の練習が始まりました。体調に合わせてなるべく参加するようにしました。

日々の活動も外で遊んだり散歩をしたり,ビデオを見たり数の勉強をしたり,
プランターに苗を植えたりと活発にできました。

眠ることなく過ごせる日が多くなってきました。
何日かそういう元気な日が続くとその反動があるのか眠る日があり,
油断はできませんが・・・。


24
日には,体育大会の予行練習があり全部参加することができ行進もできました。

27日の本番では,開会式の直前まではとても元気でしたが,
集合場所に移動するとボーっとしてしまい,車椅子で行進しました。
そのあとの100m走では体調を考え半分の50メートル走へ変更して,
みんながスタートして半分来たところで大ちゃんがスタートしました。
ゴールした時の笑顔は最高でした。


6月
7日の夜から大ちゃんの状態は悪くなりました。
30
秒ほどのボーとして眼球が右や左に寄ってしまう発作が
数分おきに起こる(群発という)ようになりました。

10
日には朝8:05に始まり5回繰り返したあと8:48には全身発作に移行してしまいました。
中総体でバレーボールを応援するようにしていましたが,休みました。

その夜のお疲れ様会には元気に参加してとても楽しそうでした。

11
日は学校に出かけましたが,その夜に悪化。
20:00から始まった発作は群発して治まらず,
22:00には1分半の全身発作になり,やっと治まり静かな眠りについたのは24:30

朝起きると発作は再び群発し、全身発作2回。

救急車に乗って主治医の先生受診そのまま大学病院へ入院となりました。
6日間の入院で普段の発作の状態まで回復したので退院できました。

1
週間は自宅療養。

25日に久しぶりに学校へ行きましたが,
疲れたのか夕方家で全身発作になってしまいました。

7月
この月は全身発作はなく元気でした。

東長崎ブロックの交流会で橘中学校に行ったときには,学校の周囲をみんなで歩きました。

家庭科の実習でおやつ作りをした時には,大ちゃんも4組でクレープやケーキを先生と一緒に作り,
1組と2組に参加して全部のグループからおすそ分けしてもらってお腹いっぱい食べました。
そのため,給食は食べれませんでしたが。



元気な時と悪い時の差が激しい1学期でしたが,
担任の先生や養護の先生,教科で関わる先生など温かく見守っていただき学校に通うことができました。
退院後は主治医の先生とお話していただきありがとうございました。


トップ アイコン
トップ