雑感2 エサ代の覚悟@(2006.05)
我が家の魚の中で一番の贅沢者と言えばダトニオです。購入前から人工エサへの餌付けが難しい魚であるという事は十分に理解
していたつもりでした。しかし私にとってその難しさは想像以上だと今更ながら思っています。
とにかく人工エサどころか、捕食し損ねて自分が殺した生き餌にさえ見向きもしません。これは想定外でした。50匹の生き餌
を与え、そのうち自然に死ぬものが5匹、食べ損なって死ぬものが5匹はいます。実に2割が無駄になっている計算です。
購入当初(体長12センチ)に、小赤(3センチ〜4センチ程度のヒブナ)では食べにくいだろうと配慮し、メダカを50匹与
えたところ、わずか3日で食べ尽くしてしまいました。
これでは財布が持たないと、小振りの小赤に切り替えました。その時点では一日3匹〜4匹程度で済んでいました。
しかし当然ながら、成長に伴って食べる生き餌の量も増えていきます。20センチを超えた現在では、一日に10匹は軽く食べ
ています。買ってきた小赤が小振りの場合は15匹くらい食べることもあります。
最近では小赤を買うときに『大振りなものを選んでください』と注文を付けています。食欲があるのは健康な証拠、本来は喜ば
しいことなのでしょうが胸中は複雑です。 (続く)