雑感3 エサ代の覚悟A(2006.05)
前回に続いてダトニオのエサ代についての話しです。
安く育てるためにしばらく生き餌を断って人工餌だけを与えるということも一案です。しかし幼魚期に十分エサを食べさせない
と、後々の成長に影響が出るような気がします。(実はこれは正解です)
25センチ程度に成長するまでは、無理やり人口エサに慣れさせるよりも、確実に食べるエサを与えていかなければならないと
考えています。もちろん「人口エサをバクバク食べる」個体は別ですが、多くのダトニオは生き餌以外は簡単に食べません。
ダトニオが購入時の2倍のサイズ、つまり24センチになった時には魚の体積は8倍(2の3乗)になります。
単純計算で必要なエサの量も8倍、つまり購入当初は3匹食べていたので8倍の24匹は食べることになります。
小赤50匹(約1000円分)が2日で無くなる事になります。その時は小赤ではなく、一回り大きな小姉(6センチ程度)を
与えることになるでしょう。
ダトニオ飼育を開始してから8ヶ月経ちました。正確に餌代を記録しているわけではありませんが、だいたい月平均4000円
くらいでしょうか。8ヶ月間の餌代だけで32000円になります。
ダトニオの購入価格が12000円ですから「買う」よりも「飼う」ことが如何に大変な魚かが分かります。