川原大池の生きものたち 2

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モクズガニ.jpgモクズガニ
5月のはじめ,これくらいのものをよく見かけました。甲羅の大きさは10センチくらいありました。ハサミや脚に毛がはえてます。食べるとおいしいのだそうですが,臨床検査技師のお父さんとしては,このカニの名前を聞くと寄生虫のウエステルマン肺吸虫(肺ジストマ)を連想してしまいます。長崎ではツガニとかツガネとも言いますが,県北の西彼杵郡大瀬戸町にある「つがね落しの滝」の名前の由来はこのカニです。


ベンケイ&アカテ.jpgベンケイガニ
7月なかば,大池の近くの石垣にたくさんいました。甲羅の大きさは4センチから5センチくらいです。人が近づくとすぐに岩のすき間に逃げていってしまいます。アカテガニとベンケイガニの区別のは甲羅や腕脚の形状で区別がつきますが,一番分かりやすいのは,目の後ろの眼後棘の後ろに切れ込みがあるかどうかです。切れ込みがあるのがベンケイガニ,切れ込みがないのがアカテガニです。次に分かりやすいのは,アカテガニの甲羅側面は湾曲しているのに対し,ベンケイガニは比較的ストレートに落ちています。写真を見ると,両者とも眼後棘の後ろに切れ込みがあり,甲羅側面が丸みがありません。


ヌマエビ.jpgミナミヌマエビ
大きさ3センチで,体の中が透きとおって見えます。動きがすばやいので,つかまえるのに苦労しました。


アカミミガメjpgミシシッピアカミミガメ
ミドリガメという名前で売っている小さなカメはアカミミガメの子供です。名前からわかるように外来種で北アメリカニューメキシコ・オハイオ周辺が原産です。顔のよこが赤いのが特徴です。成長したものにはするどく長い爪があるので驚きました。子供のときはかわいいのですが,大きくなったら気性が激しくなるそうです。


クサガメ.jpgクサガメのこども
日本の川や池などで普通に見られるカメ。ニホンイシガメと似ていますが甲羅に3本のキール(稜線)があるので,これはクサガメだと思います。


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