キジバト観察日記 (1)

1 / 2 / 3


H18/9/19(火)はれ 台風13号
九州を襲った台風13号の影響で桜の樹がダメージを受けました。巣があった樹もこのようになって,小枝で作ってあった巣は跡形もなく消えていました。私たちの周囲では,屋根がなくなったり窓ガラスが割れた家,大木や広告塔などが倒れたりしているのをかなり見かけました。今日現在,まだ停電が続いている所もあります。息子たちが通う小中学校も多くの窓ガラスが割れて,今日は全員で復旧作業に取組んだそうです。


H18/9/某日
9月に入り2週間で見かけた光景です。キジバトは電線の上で鳴いているのをよく見ますが,写真の2羽は電線の上で夫婦になりました。もしかして近くに巣はないか?と思って探してみたら,今までとは違う桜の樹に作りかけの巣が見つかりました。不安定な場所に少しの小枝が重ねられています。昼休みに数日間ながめていましたが,この巣は途中まで作って放置されたもので,電線の上の夫婦とは関係がなかったようです。それから数日後,同じ職場のひとが「道路の上にハトがいた」と言って,見せてくれました。写真を撮ったあと空き地に放してみましたが,歩き回ってばかりで一向に飛び立つ気配がありません。しかし,翌日には姿がみえなくなっていました。

電線の上の夫婦 途中放棄の巣 路上にいたハト

H18/8/25(金)はれ 番外編
巣があった同じ桜の樹で見つけた穴です。この穴は直径3センチくらいの枝に空けられていて,穴の大きさは1センチほどです。これと同じような穴が50センチくらい離れた所にもありました。じつは一度だけ,この穴から大きな蜂のような昆虫が出入りしているのを見ました。さてこの穴はだれが何のために空けたのでしょうか。答えは「クマバチ」です。


H18/8/21(月)はれ
昨日のことが気になっていたので,樹の下から巣をよく見ると卵が消えているようでした。巣に近づいて確かめてみると,やはり2個の卵は跡形もありません。卵が割れていたり,巣から落ちた様子もありません。数日前までは卵は確かに存在していたのですが,どこへ行ったのか不思議です。いずれにしても孵化できない運命の卵だったのですが。


H18/8/20(日)はれ
日直をすませて,帰りにふと樹を見上げると巣の場所にキジバトがいました。しかし以前に抱卵していた鳥よりも体が大きく,別のハトのようです。今まで毎日のように巣を見ていましたが,何の変化もありませんでした。今回は,たまたま偶然にこのような光景になったのでしょう。このハトは数回低い声で鳴くと,飛び立っていきました。


H18/7/29(土)はれ
この樹に親鳥が来なくなって4日めになります。巣に近づいてみると,手前の卵は半分くらいが全体の色と異なっています。これが何を意味しているのか分かりませんが,いずれにしてもこれらの卵は親から放置されてしまったと考えられます。この樹の周辺には3羽のキジバトが時々姿を現しているのですが,その中にこの卵の親がいるのかさえわからなくなってしまいました。


H18/7/26(水)はれ
巣の中には2個の卵があるのですが,親鳥は10メートルくらい離れた草むらにいました。今日は抱卵している姿をまったく見ていません。巣のある樹にさえ行こうとしていないようです。おそらくこの卵は孵化しないのではないでしょうか。梅雨が明けるまえの数日間は雨がとても強くて,この頃すでに親鳥が巣からよく離れていました。巣には近づきすぎないように注意しながら,もうしばらく観察してみようと思います。


H18/7/24(月)はれ
昨日は雨が強かったので心配でしたが今日はよく晴れました。朝に,別の角度から2個の卵をうまく撮ることに成功しました。昼には親鳥が巣の中の小枝の位置を直したりして,そのうちに抱卵する動作に入りました。


H18/7/22(土)あめ
いつもの体の大きい親鳥が巣の近くにいました。抱卵(卵を温めること)しているようすはありません。巣の中にはちゃんと卵が見えています。写真撮影のときは,あまり近寄らないように注意しています。ちょっと無理にデジカメのズームをかけているので,シャープな画像になっていませんね。今回の親鳥の写真はキジバトの特徴がよくでていると思います。それにしても卵は温めなくてよいのでしょうか,心配になってきました。


H18/7/21(金)あめ
今日は不可解な光景を見ました。親鳥は巣から1メートルくらい離れた枝にとまっていました。雨が少し強かったのでそれを避けていたのでしょうか。よく見るとやや小さい同じ種類の鳥がもう1羽,別の枝にいました。夕方にはこの2羽は,巣の上で明らかに争っているように嘴どうしをお互いにつき合わせていました。しばらくして体の大きいほうが飛び立ち,近くの電線の上で鳴いていました。巣の中央に小さな白い卵が見えます。どうやら卵は2個あるようです。


H18/7/18(火)はれ
キジバトは別名ヤマバトともいわれますが,雄のさえずり声が「デデッポッポー」と表現されることで有名です。お父さんの職場の近くで偶然に巣をみつけました。桜の樹の地上2.5メートルくらいの高さです。巣の材料は小枝を使っているのですが,以前みたヒヨドリと思われる小鳥の巣に比べると大雑把な作りです。親鳥はじっとしていて,卵を温めているようです。


1 / 2 / 3

home