キジバト観察日記 (2)

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H21/5/2(土)はれ
昨年は巣を見かけなかったのですが,今年は職場の隣にある保育園の桜の樹に巣ができていました。相変わらず不恰好で,よくこれで安心して卵が産めるものです。地上3メートルくらいの高さですが,雨風をしのぐには大いに不安がある場所です。後日談ですが,連休明けに出勤してみると巣がなくなっていました。聞くところによると,保育園の砂場のすぐ上だったので,園児へのハトのフンなどの被害を心配して人の手によって撤去されたそうです。初めから巣作りには無理な場所ではありました。過去にも同じようなケースがあって,このようなことは二回目だったそうです。


H19/5/18(金)くもり/あめ
やはり思った通りこの巣は途中で放棄されました。このところ雨が降ったり,風が強かったりしましたから,この場所では風雨をしのぐことはできなかったのだと思います。卵はもともと無かったようです。それにしても,このところずっと抱卵しているように見えたのは何だったのでしょうか?夕方頃に,もう一羽のハトが巣の近くにいたこともありました。残された巣を見るとたんなる小枝の山で,生命力がまるで感じられませんでした。


H19/5/14(月)はれ
昨年のキジバト観察日記(1)の時と同じ場所に,また巣が作られていました。桜の樹でだいぶ葉が茂ってはいますが,少し強い雨が降ると巣がぬれてしまう所です。この場所は狭くて不安定なので,最後まで安全に子育てができるのか心配です。それにしても,やはり巣の構造は小枝を重ねただけで脆い感じがします。今まで見てきた限りでは,どうもキジバトは子育てがうまくないような気がするのですが。


H19/4/29(日)はれ
巣が崩壊していました。近くで見ると巣のあった場所は,ソテツの葉が下向きで急勾配になっていました。おそらく親鳥が身動きをした際に,巣が流れ落ちたのでしょう。ヒナが落ちているはずなので,一生懸命に探しましたが発見できませんでした。成長を楽しみにしていたのに,本当に残念です。
前回も今回も,成長を最後まで見ることができませんでした。巣を作る場所の条件が重要なのだと思います。もともとキジバトは小枝を集めただけの大雑把な巣を作ります。ヒナのエサは親が与えるピジョンミルクなので,冬以外はいつでも産卵して子育てをするそうです。キジバトにとっても子育ては簡単ではないようですが,たくましく次の機会を迎えてほしいと思います。


H19/4/28(土)はれ
親の胸元で体半分を出しているヒナがいました。日中はオスが,夜間はメスがヒナの世話をするそうです。昨日の朝見た光景は,オスとメスが交代する場面だったのでしょう。ヒナのエサは,親が口移しで与えるピジョンミルク(ハトミルク)です。とても高カロリーで,オスもメスも食道の一部に「さ嚢」という場所があって,そこから分泌されるのだそうです。どのくらいのスピードでヒナが成長するのか楽しみです。こうして実際に,鳥が子育てをする場面を間近で見るチャンスに恵まれて本当に幸運です。


H19/4/27(金)はれ
朝のぞいてみると2羽のヒナがいました。おそらく数日前にかえったのでしょう。ふだんは親の下に隠れているので気づきませんでした。この日は巣の上で2羽の親鳥を見ました。親が巣から5分ほど離れた隙にヒナを撮影しました。巣の手前には人が隠れられる柵があって,その隙間からカメラを出しています。


H19/4/19(水)はれ
ソテツを道路側から見ると鳥の巣があることは全く分かりません。回り込んでよく見ると,葉の隙間に親鳥がじっとしています。ツバメは天敵から巣を守るために人通りの多い所に巣作りをしますが,キジバトも同じような理由なのでしょうか。


H19/4/18(水)あめ
職場近くのソテツにキジバトの巣を発見しました。大人の背の高さくらいの場所で,親鳥がじっとして抱卵しています。巣の上にはソテツの葉が生い茂り,ちょうど屋根になって雨を防いでいます。よく見ないと簡単には見つからないような場所で,ここなら安全にヒナをかえして子育てができるのではないでしょうか。それにしても巣の場所が低いようですが,刺のある葉が守ってくれるので大丈夫でしょう。


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